森山直太朗、「最悪な春」MV公開

森山直太朗が「最悪な春」のミュージックビデオを公開した。

◆「最悪な春」MV、画像

「最悪な春」は、2020年春、御徒町凧が緊急事態宣言下で書いた詩にインスパイアされた森山がわずか1時間でコードとメロディーをのせて完成させたという楽曲だ。同年5月に弾き語りバージョンが配信リリースされたのに続き、2021年3月には、安藤サクラによる詩の朗読やMichael Kanekoのアレンジによるバンドバージョンを収録したシングルCDが発売された。


コロナ下の日常風景や森山とバンドメンバーの演奏シーンで構成されたミュージックビデオは、太田良監督による作品。公開に際し、森山と御徒町凧、太田監督は次のようにコメントしている。

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■森山直太朗 コメント

言葉にならない思いに優しく寄り添ってくれる、そんなどこか誇らしい映像に仕上がりました。一人でも多くの人に届いてほしい、な。

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■御徒町凧 コメント

完成したMVを見たとき、嬉しいって思った。最悪な春の歌なのに。

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■太田良監督 コメント

「最悪な春」を初めて聴いた時、足元に転がる石ころのような出来事を、優しく肯定してくれる歌だなぁと思いました。この時代だから歌えることのようで、実は僕らが心のどこかでずっと思い浮かべていた景色の歌なのではないかと考えました。
生きているといちいち最悪だけど、良く見ると小さいけど大切な瞬間もたくさんある。そんなことを思い返して、この歌をまっすぐに届けるための映像を目指しました。
裏テーマは、「冬眠明けのカエルたち」です。春の麗らかな陽気に誘われて、健気に咲く花の周りに集まってきました。人々の足元に暮らすカエルの歌声と、日々を大切に生きる人々の暮らしがささやかにつながっていく物語です。

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