【インタビュー】CANDY GO! GO!、「55周年まで駆け抜けていく」

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CANDY GO! GO!が4月8日、東京・恵比寿LIQUIDROOMを舞台に結成10周年記念単独公演<CANDY GO!GO! 10years anniversary Series Final One Man LIVE “GIGS–XTRAILS”>を行なった。

◆ライブ画像(10枚)

本当なら2020年8月に実施するはずだったが、コロナ禍により延期に。活動11年目に入り、また一つ大きな節目となる公演を行なえたことはCANDY GO! GO!にとっても大きな意味を持っていた。

この日の公演で、CANDY GO! GO!は2つの新たな展開を発表した。それが、7月7日にエイベックスエンタテイメントより最新シングル「Understeer」を販売すること。もう一つが、10月よりバンドスタイルで全国5ヶ所を舞台にワンマンツアー<CANDY GO!GO!「BRAVE VENUS TOUR 2021」>を行なうことだった。ツアーのファイナル公演は、12月6日にTSUTAYA O-EASTに決定した。このたびメンバーらに、10周年公演を振り返っての想いや、今後の動きについて伺った。

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■CANDY GO! GO!とバンドは一つのチームとして活動している

──10周年公演でCANDY GO! GO!は、10年間の歩みを凝縮した内容を披露しました。でも、中心に据えていたのは近年のロック色を際立たせた曲たち。まずは、今回のセットリストに込めた想いから聞かせてください。

なぎさりん:よくアイドルさんたちが、ワンマン公演の特別な演出としてバンド演奏を背景に行なうことがあるんですけど。CANDY GO! GO!はワンマン公演のみならず主催公演でもバンドスタイルでライブを行なっています。CANDY GO! GO!とバンドは一つのチームとして活動しているんだよという姿を一番に伝えたくて、バンド演奏でライブを届けました。選んだ曲たちも、バンドサウンドを活かせる曲たちを軸に据えた結果、自然と近年の楽曲が多くなりました。もちろん、CANDY GO! GO!の歩みに欠かせない曲たちも披露しましたが、活動初期の打ち込みを軸に据えた楽曲の場合、バンド・アレンジでは表現が難しい面もあることから、極力バンド演奏で活きる曲たちになっています。

磯野未来:今のCANDY GO! GO!が、バンド演奏を軸に据えた曲たちをライブで表現しているからこそね。

菜月アイル:ファンの方々も、進化し続けている“今現在のCANDY GO! GO!”を好きで応援してくれる人たちばかりで、みなさん「今のCANDY GO! GO!をしっかり見せてくれたライブだったね」と言ってくれたのも嬉かったです。そのうえで、普段のライブでは披露する機会の少ない、ましてバンド演奏ではやることのない「We are!!!!!!!」や「そしてまた逢えると云うよ」を今回届けられたことも、メンバーとしては新鮮でした。


──今回の公演には、各メンバーの見せ場もいろいろ用意してありました。それぞれ、ライブを終えての感想を聞かせてください。

永瀬りか:わたし自身は、今回の公演でダンスシーンを多く取り入れたように、そこを個人的な見せ場にしていました。いつもよりも広いステージだったので、ワンマン公演の日だからこその振り付けをして。それに気付いてくれた人たちがいたのも嬉しかったです。ライブは、本当にあっと言う間。その中へ、このメンバーだからこそ表現できることを詰め込んで、今と、これからのCANDY GO! GO!の姿をしっかりと見せた公演にもなりました。

夏井さら:以前までは、サビを一緒に歌うとか、ソロパートをちょこっと歌うことばかりでしたが、今回のワンマン公演では、わたしがリードを取っている「Precious」はもちろん、新曲の「Understeer」でもリードを取って、既存曲の「ファンファーレ」でも中心になって歌わせていただき、わたしの歌うパートが増えていたのが嬉しいことでした。ファンの方々から、「すごく成長が見えた」と言っていただけたのも嬉しかったです。今回、CANDY GO! GO!のメンバーの中では若手と言われる4人で歌っている「Precious」を、わたしをリードに4人だけのパフォーマンスとして届けられたのも、素敵な想い出です。


なぎさりん:今までのワンマン公演って、いっつも本番直前まで焦る気持ちがあったんですよ。でも今回はしっかり準備ができていたから、何の焦りもなくライブに向かえました。むしろ焦りがまったくなさすぎて、逆に不安になったほど(笑)。だからと言って緊張感が欠けていたわけではなく、焦ることなく伸び伸びとライブを行なえたことが、あの日の情熱的なライブに繋がったんだと思います。あとでライブ映像を見返したときも、「なぎさりん、超格好いいな!」と本気で思えていました。あえて焦ったことをいうなら、前半と後半の合間で衣装を着替えるときにブーツが壊れてしまったとき。あのときは、「このままキティちゃんの靴下姿で出ちゃおうか」と思ったくらい焦りました(笑)。セットリストについては、最初の時点では本編最後が「そしてまた逢えると云うよ」で、アンコール最後の曲を「endroll」にしていたんですよ。初の恵比寿LIQUIDROOMワンマン公演の最後の曲が「そしてまた逢えると云うよ」だったからこそ、あのときと同じ終わり方にしたいと思い、それを熱く伝えて曲順を変えていただきました。あのときは会場中のお客さんたちの姿をライトで照らし、みんなの姿をしっかり瞼に焼き付けられるように、という演出も組み込みました。

宇野みずき:わたし、とにかく緊張し過ぎて前半はガチガチでした。でも前半部は格好いい曲が中心だったので、ガチガチな表情でもそれを活かせて、お客さんたちに緊張していたのはバレてないかなとも思っています(笑)。ただ、いつも以上に意識が飛んでしまって、普段間違えないような振りもしれっと間違えるなんてことも正直ありました。今回、わたしは「Love is self-restraint」をリードで歌わせていただきました。ただし「Love is self-restraint」は、今の格好いいクールな雰囲気のCANDY GO! GO!とは異なる色を持った曲。ファンの方にも「あの曲のときだけ会場の雰囲気が変わったね」とも言われたように、むしろ、わたしの色をしっかり出しながら、その曲の間だけCANDY GO! GO!のライブの色を変えれたのは良かったなと思っています。この日、「Love is self-restraint」の前奏を少し長めにしてもらい、お客さんたちとコミュニケーションを取る時間も設けたんですけど。もう、事前に決めた通りの言葉を丸暗記し、当日もそのまましゃべってました(笑)。


磯野未来:わたしがCANDY GO! GO!のデビュステージとして上がった場所が恵比寿LIQUIDROOM。そういう強い思い入れのある場所なんですけど、この場所へふたたびワンマンで立つまでに、CANDY GO! GO!は上がったり下がったりの厳しい日々を何度も繰り返してきました。それこそ、「もう二度と恵比寿LIQUIDROOMの舞台にワンマンとして立つことは無理なのかな」と思った時期もありました。だからこそ、恵比寿LIQUIDROOMにワンマン公演という姿で帰ってこれたことが本当に嬉しかったし、1曲目が始まった時点で感情がブワーッと高まり本気で泣きそうになったくらい、あの場所でライブをやれたことが本当に嬉しかったです。なぎさりん・菜月アイル・磯野未来の3人だけで「CANDY」を歌ったんですけど、あの曲は本当に強い思い入れを持って歌った楽曲でした。当日のアレンジに関しても、「1本目のギターはこのタイミングで入って、2本目のギターはこのタイミングで入って欲しい。ドラムはここから叩き出し、ベースはこのタイミングでブーンと入ってください」など、バンドメンバーにしっかりうちらのビジョンを伝え、その通りに演奏してもらって。これまでで一番、明確なビジョンを持って楽曲の世界観を作りあげて歌った曲になりました。あの曲では、聞いてくださる人たちを泣かせたかったんですね。実際に泣きながら見てくれている人たちの姿を発見したときは、「よしよし」と思ってました。

菜月アイル:以前のCANDY GO! GO!は、メンバー全員で歌うことが多かったんですけど、最近のCANDY GO! GO!はワンヴォーカルや2人で歌う曲が多くなってて、サビ以外はソロで歌う曲も増えています。そういう曲が多いセットリストにもなっていましたし、メンバーそれぞれの歌声の個性を味わえる内容になっていたのが、一番の見どころだったなと思います。今のCANDY GO! GO!はそれぞれが輝ける曲たちが多くて、そこを、これからも上手く活かしていきたいです。

杉本莉愛:もちろん「10年だから」という気持ちもありましたけど。それ以上に、「この7人で積み上げてきた集大成を見せる場にしよう」「いつも通りに全力で想いをぶつけるライブにしよう」という気持ちでわたしはライブに挑みました。改めて振り返っても、あの日は、お客さんたちはもちろん、演奏陣を含むメンバーともよく目が合っていて、全員で楽しめた公演になったなと感じていますし、改めてCANDY GO! GO!のメンバーとして10周年公演の場にいれて本当に良かったなと思いました。 個人的には、リードを取った「Deep Surrender」で、お立ち台の上に立って歌う気持ち良さを感じたことや、「Precious」で初めてハモりをやったことなどがいい経験になったなとも感じています。

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