EastWest、新しいエンジンとライブラリで進化したオーケストラ音源「Hollywood Orchestra Opus Edition」発売

米ハリウッドを拠点とするEastWest Soundsのオーケストラ音源「Hollywood Orchestra Opus Edition」の国内販売がスタート。市場最大の販売実績と最多のアワード受賞を誇るHollywood Orchestraシリーズの続編にあたる新タイトルで、Diamond EditionとGold Editionの2つのグレードをラインナップ。5月20日までお得なイントロプライス（最大13%ディスカウント）で購入可能だ。

2020年初夏に発表され、その発売が待たれていた「Hollywood Orchestra Opus Edition」がいよいよ発売。新しいOpusソフトウェアエンジンの採用に加え、新しくレコーディングされたサンプルやオリジナルコンテンツの拡充が図られている。特に18人編成のストリングス・セクションや、木管コレクションなどニーズに応じた新しいライブラリが追加。さらに同タイトルのサウンド・エンジニアを務めるショーン・マーフィーによる珠玉のマイクプリセットによる演出「MOOD」機能など、多数の目覚ましい機能がふんだんに盛り込まれている。


今回新たにリリースされるOpusソフトウェアは、音楽制作ソフトウェア業界の重鎮でSteinberg NuendoやPreSonus Studio Oneの主要開発者の一人でもあるウォルフガング・クンドルスと、Native Instrumentes KONTAKTのメイン・デベロッパーでもあるウォルフガング・シュナイダーにより開発された新しいプレイバックエンジンとなっている。


オーケストラ・アレンジをプロクオリティでサポートする、Sonuscore共同開発の「Hollywood Orchestrator」の追加も見逃せない。入力されたMIDIノートに応じたアレンジを生成する支援ツールも実装。 片手でシンプルなコードを演奏し、もう片方の手で表現を形作ることで、複雑なアレンジの本格的なオーケストラを奏でるといったことも可能だ。


Diamond EditionとGold Editionの違いは、その音質と使用できるマイクポジションにある。Diamondは24bit/44.1kHzによるサンプル、収録マイクポジション全数を利用可能。Goldは16bit/44.1kHzサンプル、マイクポジションを1つ利用可能となっている。

なお、今回登場のOpusソフトウェアは、EastWestの他のタイトルに関してもサポートされる旨が発表されているが、オリジナルHollywood Orchestraシリーズ（Strings / Brass / Woodwinds / Percussion / Solo Instruments）はOpusソフトウェア非対応。現ユーザーは引き続きPLAY 6を用いて引き続き利用することが可能だが、Opus Edition発売以降販売終了となる。また、Opusソフトウェア非対応となるMIDI Guitarシリーズも同様にこの度の発売をもって販売終了となる。その他販売形態やアップグレードについては、製品詳細ページの「よくある質問」でチェックしてほしい。