【俺の楽器・私の愛機】086「私の息子！」

【自作のオールローズ】（高知県　幡多郡　リッケン好き　59歳）


前回「手のかかる相棒」でリッケンバッカーを紹介させてもらったんですが、、、。325C58が購入後に指板張り替え、再塗装など色々手を入れなければ使えない子（愛機）でしたが、

この子は私が15年前に産み出した、もう一つの愛機なので、すいません厚かましくも今回投稿してしまいました。

Georgeが「レットイットビー」「アビーロード」で使い、デラニーブラムレットにプレゼントした、、オールローズテレキャスターは何だか普通のテレキャスより渋くてカッコイイ～

当時もオールローズはヴィンテージ、Japan製、USAカスタムショップと有りましたが、テレキャスなら作れるだろうと！インドローズの板材が手に入ると言う事で数枚購入。

当時の情報ではGeorgeのギターはかなり重量がと言う噂で、空洞無しのソリッドでは？言われてましたが、このギターの製作者がフェンダー社に移った、モダンリッケンバッカーの父ロジャーロスマイズル氏なので、私は空洞有りと確信して製作。


ボディーはトップ&バック材を中央部を残して両側をリッケンバッカーと同じく堀込み、間には、メイプル材がオリジナルですがこのメイプルとローズの接着が剥がれる事がまま有りますので、材をシダーに。ネックは張り指板で後ろにメイプルのストライプは有りません。（Georgeと一緒！）最初は艶消し塗装をしてましたが、塗装が焼けて黄ばんでローズの色合いが薄れて来たので、ローズ指板が無塗装で良いなら、、、ネック&ボディー全て剥がしました。

剥がして5年になりますが年に数回の天然ワックスを薄く塗布する事で、割れなども起きず良好です。ローズの密でしっとりとした手触りは気持ちが良いですね！！

ピックアップは国産の「ゴトー」ペグや金属パーツも「ゴトー」アッセンブリーはスイッチクラフト、CTS500kΩ、キャパシターはSOZO、配線材はベルデン、半田はケスター44（20年以上前の物）ドットインレイは貝、ナットは牛骨、指板R12インチ（弾きやすい）フレットは去年ジェスカーのミディアムジャンボに打ち替え。ジェスカーは良いです。

トラスロッドはスチュマックの「ホットロッド」接着剤はタイトボンド。

当時、インドローズが手に入ってラッキーでした。型取りのテレキャスが無く、寸法は専門誌で分かっていたのでデザインはギター雑誌から大体の感じで写し製作しましたので、ボディー&ヘッドラインはチョット違います。このギターを持つと弾く前と後についつい手触りが良いので撫で撫でしてしまいます。



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ほしければ作っちゃえっていう人、ほんと無敵。私のオールローズテレに憧れた時もありましたが、鉄の塊かと思うほどにホントに重くて萎えました。次はどんなギターを作るつもりですか？（JMN統括編集長 烏丸）


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