【連載】Hiroのもいもいフィンランドvol.98「昨年末急逝したアレキシ・ライホの遺品となったギターのアンプやペダルボードがただいまオークションに」

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昨年12月29日に急逝したChildren Of BodomやBodom After Midnightなどで知られるアレキシ・ライホの遺品となったギターのアンプやペダルボードが遺品割り当てのため、ただいまこちらMusamaailmaのサイト( https://www.musamaailma.fi/fi/alexi-laiho-gear-auction )でオークションに出されています。



すべての品はアレキシ・ライホが個人的に所有し使用していたものです。
(こちらの値段はオークションスタート価格です。)
1. #1 Touring Rig: 10 000 €
 (Touring Rig Marshall JVM410H & 1960B & Pedalboard)
2. Spare Touring Amp: 3500 €
 (Marshall JVM410H Touring Guitar Amp)
3. "Studio" Amp: 2000 €
 (Marshall JVM410H Guitar Amp)
4. JCM800 KK Amp: 3000 €
 (Marshall JCM 800 Kerry King Signature Guitar Amp)
5. Blackstar S200 Amp: 650 €
 (Blackstar Series One S200 Guitar Amp)
この中でNo.1 の 品はAlexiがツアーで愛用していたもので、数多くの記事やRig Rundownビデオでも紹介されているものだそうです。

オークションに参加したい方は記事内にあるメールアドレス宛に自分のオファー価格を書いて送ってくださいとのこと。
その時以下の点に注意を:
・ オークション参加は指定したメルアドに送られてきたもののみ受け付ける。
・メールの件名に購入希望の商品名を記入し、オファー価格、氏名、電話番号、メールアドレス、住所の記入必須。
支払いは銀行振り込み(請求書:メール発送)かPayPal請求。このオークションは2021年5月2日終了となります。受け取りはMusamaailmaに受け取りに来るか、国外郵送も可能。ただし発送手数料はオークションでセリ落とした金額には含まれてなく別途支払いになり、発送先の国や、大きさ、重量によって変わってくるので、個人的にお知らせするということです。英語でも記載されているので、詳しくは記事を読んでみてください。

このオークション、遠くからはカナダやアジアの国、南米からもオファーが届いているそうです。
4月26日9時07分時点でのオークションオファー最高額はこちら。
1. #1 Touring Rig: 10 000 €
2. Spare Touring Amp: 3500 €
3. "Studio" Amp: 5000 €
4. JCM800 KK Amp: 4050 €
5. Blackstar S200 Amp: 1350 €

皆さんとりあえず様子見ながら終了前にどどっとオファーが届きそうな気がしますが、興味ある方は要チェック!

フィンランドではなくなった人の遺産分割で、遺品をオークションにかけお金にかえ分割される場合があります。

ファンにとっては大好きなアーティストの遺品を手に入れるチャンスができたわけですが、どうか転売目的の人に買い取られることなく、真のファンの手元に届きますように。もしくは音楽ミュージアムのようなところで買い取られて展示されるのもいいかもしれませんね。

そのアレキシ・ライホの遺作となるBodom After Midnight の3曲入りデビューEP『Paint the Sky With Blood』がリリースになりましたが、この中からEPタイトル曲のオフィシャルミュージックビデオが公開になっています。こちらです。


フィンランドで報道されているニュースをまとめると、このミュージックビデオが撮影されたのが昨年12月19日で、バンドのギタリストダニエル・フレイベリによるとアレキシがなくなった日にもメッセージ交換はしたもののバンドのメンバーがアレキシに会ったのはその日が最後になったそうです。曲作りにはメンバー皆が参加し、コロナのおかげで練習スタジオで一緒に過ごす時間が増え、バンドメンバーは親しい友達になることができたとのこと。ただアレキシがなくなった今、バンドはアレキシと共に葬りそれぞれ音楽活動を続けていくとのことです。
ドラマーのワルッテリ・ヴァユリュネンはParadise Lostでの活動を続けるほかにセッションミュージッシャンを続け、ダニエル・フレイベリはコロナの状況次第とはいえ、計画はいろいろあるとのこと。ミトヤ・トイヴォネンはフィンランドのロックバンドCAMUのベーシストでもありますが、昨年秋こちらのインタビューでポケットに入れてあるバンドがあることも語っていたので、新バンドのニュースが届くことを祈っておきましょう。

アレキシはThe 69 Eyesのユッシ69、Reckless Loveのオッリ・ヘルマン、Lost Societyのサミ・エルバンナと一緒にThe Local Bandでも活動をしていましたが、もともとこのバンドはユッシ69とアレキシが仲間達で楽しくカヴァー曲を演奏しようぜってことでスタートしたバンドで、新たにレコーディングやライブ予定もあったようですが、このバンドもアレキシと共に葬られたようです。

以前この連載で紹介した2015年の夏ヘルシンキ祝賀ウィークの無料イベントとしてヘルシンキ大聖堂前の広場でアレキシ・ライホが応募者の中から選んだ100人のギタリストと演奏した「100 Guitars from Hel」を覚えてる方がいるかもしれませんが、その時出演したギタリスト達が41歳で亡くなったアレキシの41年間を祝う意味で41のギターソロをトリビュート演奏した映像が公開されています。ぜひ観てみてください。


2015年に行われた「100 Guitars from Hel」については「Hiroのもいもいフィンランドvol.17」の記事を!



フィンランドでは死去、お葬式の広告を地元の新聞に載せる習慣があり、その広告によりアレキシのお葬式は1月28日にプライベートで行われたことがわかりました。ところがその後3月8日にアレキシの納骨がまだ行われてないことが伝わってきました。実はアレキシは2002年に結婚したSinergyなどで知られるアメリカ人シンガーのキンバリー・ゴスと正式に離婚してなかったことが報じられてましたが、アレキシのお姉さんアンナ・ライホの話によると、アレキシの納骨の日が決まっていたものの、納骨は自分で行いたいとキンバリーが弁護士を通じて家族が納骨を行うことを阻止。お墓の場所もアレキシの家族が決めた場所とは違う場所を希望していて意見が分かれているとのこと。アンナの話では裁判になるかもしれないと。それに対してキンバリーはフィンランドの日刊紙の問い合わせに最後まで戦う意思を示したということだったのですが、その後ニュースは何も目にしてないのでどうなったのか状況はわかりませんが、もしまだなら早く合意でき納骨され安らかに眠りにつけることを祈ってます。

文と写真:Hiromi Usenius

◆【連載】Hiroのもいもいフィンランドまとめページ
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