カンデ・イ・パウロ、最新SG「トゥージョ」MV公開

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2017年のYouTube動画が世界中で話題となり、2020年に名門デッカ・レコードと契約を果たしたアルゼンチン出身のグループ、カンデ・イ・パウロ。

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コントラバス/ヴォーカルのカンデ・ブアッソとキーボードのパウロ・カリッソからなるこの異色デュオによる待望のデビュー・アルバム『カンデ・イ・パウロ』が2021年6月4日(金)にリリースされることが決定しているが、先行シングルとして4月に配信がスタートした「トゥージョ」のミュージック・ビデオが公開された。

「トゥージョ」は、2015年に放送されたネットフリックスのオリジナルドラマ「ナルコス」の主題歌として一躍人気を博したロドリーゴ・アマランテによる1曲。ミュージック・ビデオは彼らの故郷であるアルゼンチンの小都市サン・フアンで撮影された。映像についてカンデ・イ・パウロは、「この映像で私たちの平和な故郷にみんなを招待したいと思っているよ。半乾燥気候で雄大な砂漠が広がる素晴らしい景色を見てほしいね。何世代も前の人々がこの地にやってきて、アルゼンチン特有の町を作り上げ、それが今でも続いているというのは少し不思議な気もするんだ。全ての人々にこの映像を見てほしいし、ロドリーゴ・アマランテの曲の私たちなりの解釈を楽しんでくれることを祈っているよ!」とコメントしている。


5月5日には、米国公共ラジオ放送NPRの人気企画<タイニー・デスク・(ホーム)・コンサート>に出演したカンデ・イ・パウロ。世界中で話題となった2017年のYouTube動画と同じく、サン・フアンの劇場「シネ・テアトロ・ムニシパル」で撮影されたこの動画では4曲を演奏し、公開から1週間足らずで10万再生を超えるなど大きな反響を呼んでいる。

セルフ・タイトルド・アルバムとなる今回の『カンデ・イ・パウロ』は、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディラン、ハービー・ハンコック等を手掛けるラリー・クラインプロデュースのもとロサンゼルスでレコーディングされた。アンソニー・ウィルソン (g)やビクター・インドリッツォ (ds)といった名手も脇を固め、「サマータイム」や「僕は待ち人」、「リミット・トゥ・ユア・ラヴ」等幅広いジャンルの楽曲を題材にこのデュオが持つシンプルでセンチメンタルなサウンドが最大限に表現されている。中でも母国アルゼンチンから生まれた「バロ・タル・ベス」と「プレグンタン・デ・ドンデ・ソイ」のエモーショナルなアレンジは必聴だ。

アルバムについて、カンデ・イ・パウロは「2017年に「バロ・タル・ベス」を初めて2人で演奏して以来、世界中でたくさんの冒険を経験してきたよ。ハリウッドでのレコーディング・セッション、世界的なパンデミック、故郷へ帰国せざるを得なくなったこと、、、でも一番の冒険はたくさんの音楽を演奏し、体験したことだった。このアルバムは私たちの人生の素晴らしい瞬間を切り取ったサウンドトラックとしてずっと残ることになると思うし、それをみんなとシェア出来ることを嬉しく思っているよ。そしてこの冒険をずっと続けていくこともね!」とコメントしている。


『カンデ・イ・パウロ』

2021年6月4日(金)発売
SHM-CD UCCM-1263 ¥2,860(税込)
https://jazz.lnk.to/CandeyPaulo_CPPR

■収録曲 ※括弧内はオリジナル・アーティスト
1.トリーティ (レナード・コーエン)
2.サマータイム (ジョージ・ガーシュウィン)
3.リミット・トゥ・ユア・ラヴ (ファイスト)
4.ウォーク・オン・バイ (ディオンヌ・ワーウィック)
5.アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー (フランク・シナトラ)
6.トゥージョ (ロドリーゴ・アマランテ)
7.僕は待ち人 (ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)
8.シュガー・マウンテン (ニール・ヤング)
9.スリル・イズ・ゴーン (レイ・ヘンダーソン)
10.バロ・タル・ベス (ルイス・アルベルト・スピネッタ)
11.プレグンタン・デ・ドンデ・ソイ (アタウアルパ・ユパンキ)
12.イントゥ・ホワイト (キャット・スティーヴンス)
+日本盤限定ボーナス・トラック収録予定

◆カンデ・イ・パウロ 日本オフィシャルサイト
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