フェンダー、ジェイソン・イズベルのシグネイチャーモデル「Jason Isbell Custom Telecaster」

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フェンダーから、過去4度のグラミー賞受賞歴を持つシンガー・ソングライター、ジェイソン・イズベルのシグネイチャーモデル「Jason Isbell Custom Telecaster」が登場。5月12日に販売開始となった。


情熱的なギター・プレイ、痛烈な歌詞、力強い歌詞で知られるジェイソン・イズベルは、伝統的なルーツ・ミュージックとモダン・ロックをダイナミックに融合させた「アメリカーナ」のムーブメントを代表するアーティストとして音楽業界に影響を与えてきた。今回初となるフェンダーとのコラボレーションは、彼が新たなミュージックジャンルを定義するきっかけとなった音楽の制作や演奏に利用したギターを同じものを、ファンに提供することを目的としている。


▲Road Worn Chocolate Sunburstラッカー仕上げとエージングされたハードウェアにより、ヴィンテージのような外観と感触を実現。ヴィンテージスタイルのブラス製バレルサドルにも注目。

「Jason Isbell Custom Telecaster」は、長年ジェイソン・イズベルがツアーやレコーディングで使用してきたTelecasterをRoad Wornフィニッシュで仕上げたモデルだ。自身の愛器と同様の使用感の再現を徹底して行うなど、ジェイソン・イズベルとの緊密な共同作業のもとデザインされた。

ルックスで特徴的なのが、チョコレート・サンバーストカラーにクリーム色のダブルバインディングを施した’59スタイルのTelecaster Customボディ。さらにヴィンテージ風のMid-’60s “C”チェイプのメイプルネックと21フレットのローズウッド指板を採用している。また、ピックアップ・デザイナーの名匠として知られるティム・ショウが設計したカスタム・ピックアップを搭載し、情熱的なトーンを奏でる。モディファイド・ブリッジにより演奏性も向上しており、その見事なクラシック・トーンにマッチしたヴィンテージ・スタイルでありながらエレガントなギターとなっている。


ジェイソン・イズベルは次のようにコメントしている。
「フェンダーとのコラボレーションは、僕にとって⼤きな意味を持つんだ。12歳の頃からフェンダーのギターを所有し演奏してきたから、フェンダーの楽器は僕の音楽人生にはなくてはならないものなんだよ。今回、自分のお気に入りのテレキャスターをRoad Wornフィニッシュで再現したいと思ったんだ。ギターを引っ掻いたり傷つけたりすることを気にせず、存分に楽しんで弾けるからね。子供の頃、クリスマスに新品のフェンダーのギターをもらったとき、ギターに傷がつかないかと⼼配しながら握ってたよ。少しギターに傷がつき始めてから、そんなに気にせずに気楽に持てるようになったんだ。」「今回このギターを選んだ理由は、実際にテストしてみてその実力を証明することができたからなんだ。このモデルのルックス、サウンド、プレイアビリティをとても気に入っているよ。チューニングが本当に崩れないから、世界中のギタリストに手にとってもらいたいよ。」


フェンダー製品開発責任者ジャスティン・ノーヴェルは、次のようにコメントしている。
「ジェイソン・イズベルは、長年カントリーミュージックを定義してきたサウンドと、ソウル、ブルース、ロックなどのジャンルを超えた独自のアプローチを融合させた音楽を制作・演奏してきました。輝かしい受賞歴を持つ彼のサウンドを真似したいというファンのために、ジェイソンと協力し、彼のCustom Telecasterの究極のRoad Wornモデルを再現することができました。このデザインは、ジェイソンが長年のキャリアを通じて愛用してきた複数のTelecasterを組み合わせたものになっています。’59スタイルのTelecaster Customボディ、21フレットのローズウッド指板、彼のサウンドを再現するために特別に設計されたジェイソン・イズベル・ピックアップなど、随所に手が加えられています。」


YouTubeには、本器のデモ映像と、ジェイソン・イズベルのインタビュー動画が公開されている。こちらもあわせてチェックしてほしい。



製品情報

◆Jason Isbell Custom Telecaster
価格:214,500円(税別)
発売日:2021年5月12日

ジェイソン・イズベルについて

ジェイソン・イズベルは、同世代の中で最も尊敬され、有名なソングライターの一人として地位を確立している。アラバマ州北部出身のジェイソン・イズベルは、人間の最も深く、そしてシンプルな感情を表現し、それを美しい詩ともに歌にする驚くべき才能を持つ。また人々の日常を、思慮深く、ハートフルに、そして時には残酷なまでに正直に歌い上げる。2013年に「Southeastern」をリリースしてブレイクし、その後、アルバム「Something More Than Free」(2015年)と「The Nashville Sound」(2017年)は、グラミー賞の最優秀アメリカーナ・アルバム賞と最優秀アメリカン・ルーツ・ソング賞を受賞した。2019年にリメイク公開された「アリー/スター誕生」では、楽曲「Maybe It's Time」を提供。最新スタジオアルバム「Reunions」(2020年)は、新曲10曲を収録し、アーティスト人生で最もパワフルで、創造性と自信に満ち溢れていると絶賛されている。2021年4月には、マーティン・スコセッシ監督の新作映画「Killers of the Flower Moon」で俳優デビューすることが発表された。

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