カンデ・イ・パウロ、梶芽衣子との共演による「修羅の花」がデビューAL日本盤限定ボートラに&先行SG第2弾配信スタート

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2017年のYouTube動画が世界中で話題となり、2020年に名門デッカ・レコードと契約を果たしたアルゼンチン出身の異色デュオ、カンデ・イ・パウロ。彼らが2021年6月4日(金)にリリースする待望のデビュー・アルバム『カンデ・イ・パウロ』の日本盤に、限定ボーナス・トラックとして梶芽衣子との共演による「修羅の花」が収録されることが決定した。

◆カンデ・イ・パウロ 関連動画&画像

今回の「修羅の花」は梶芽衣子主演による映画『修羅雪姫』(1973)の主題歌で、梶の大ファンだというクエンティン・タランティーノによる映画『キル・ビル』(2003)で劇中歌として使用され世界的な知名度を獲得した1曲。同じくかねてより梶の大ファンだったというカンデ・イ・パウロから梶へのラブコールにより、世代と国境を越えた今回の共演が実現した。アブストラクトなパウロ・カリッソによるトラックに乗せて、カンデ・ブアッソの繊細な歌声と梶の力強いヴォーカルによる鮮やかな対比が強い印象を残す。楽曲の新たな魅力を引き出している必聴の仕上がりだ。

(C)荒木大甫

今回の共演について、梶は「この度はステキなお話をいただきまして大変光栄に存じます。楽曲は私の映画『修羅雪姫』の主題歌です。48年前の作品です。カンデ・イ・パウロの歌を聞かせて頂きまして、とても感動いたしました。美しい声、そして日本語の響きがステキで私の歌と合わせてどのようなことになるのか、大変楽しみです。この度のお話をいただいて少しでもお役に立つことが出来るなら、何より嬉しく思います。心よりありがとうを申し上げたいです」とコメントしている。

また、本日はアルバムの中から新たに先行シングル第3弾として「ウォーク・オン・バイ」の配信がスタート。バート・バカラック作曲でディオンヌ・ワーウィックはじめ多くのアーティストが採り上げているソウル・クラシックだが、ここではカンデ・イ・パウロならではのスローなテンポでじっくりと聴かせるシックなアレンジとなっている。

6月4日リリース予定のデビュー・アルバム『カンデ・イ・パウロ』は、ジョニ・ミッチェル、ボブ・ディラン、ハービー・ハンコック等を手掛けるラリー・クラインプロデュースのもとロサンゼルスでレコーディングされた。アンソニー・ウィルソン (g)やビクター・インドリッツォ (ds)といった名手も脇を固め、「サマータイム」や「僕は待ち人」、「リミット・トゥ・ユア・ラヴ」等幅広いジャンルの楽曲を題材にこのデュオが持つシンプルでセンチメンタルなサウンドが最大限に表現されている。中でも母国アルゼンチンから生まれた「バロ・タル・ベス」と「プレグンタン・デ・ドンデ・ソイ」のエモーショナルなアレンジは必聴だ。

アルバムについて、カンデ・イ・パウロは「2017年に「バロ・タル・ベス」を初めて2人で演奏して以来、世界中でたくさんの冒険を経験してきたよ。ハリウッドでのレコーディング・セッション、世界的なパンデミック、故郷へ帰国せざるを得なくなったこと、、、でも一番の冒険はたくさんの音楽を演奏し、体験したことだった。このアルバムは私たちの人生の素晴らしい瞬間を切り取ったサウンドトラックとしてずっと残ることになると思うし、それをみんなとシェア出来ることを嬉しく思っているよ。そしてこの冒険をずっと続けていくこともね!」とコメントしている。


『カンデ・イ・パウロ』

2021年6月4日(金)発売
SHM-CD UCCM-1263 ¥2,860(税込)
https://jazz.lnk.to/CandeyPaulo_CPPR

■収録曲 ※括弧内はオリジナル・アーティスト
1.トリーティ (レナード・コーエン)
2.サマータイム (ジョージ・ガーシュウィン)
3.リミット・トゥ・ユア・ラヴ (ファイスト)
4.ウォーク・オン・バイ (ディオンヌ・ワーウィック)
5.アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー (フランク・シナトラ)
6.トゥージョ (ロドリーゴ・アマランテ)
7.僕は待ち人 (ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)
8.シュガー・マウンテン (ニール・ヤング)
9.スリル・イズ・ゴーン (レイ・ヘンダーソン)
10.バロ・タル・ベス (ルイス・アルベルト・スピネッタ)
11.プレグンタン・デ・ドンデ・ソイ (アタウアルパ・ユパンキ)
12.イントゥ・ホワイト (キャット・スティーヴンス)
+日本盤限定ボーナス・トラック収録予定

◆カンデ・イ・パウロ 日本オフィシャルサイト
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