Yamaha、“refaceシリーズ”は場所を選ばずに演奏を楽しめるモバイルミニキーボード

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Yamaha refaceシリーズは、プロフェッショナルシンセサイザーと同等の出力回路を搭載したプロフェッショナルモデルだ。洗練されたデザインと持ち運びやすさから、ステージのみならずリビングでも使用できるキーボードとして注目を集めている。今回は改めてその魅力に迫ってみた。

◆Yamaha refaceシリーズ 関連動画&画像


refaceシリーズはCP、YC、 DX、CSと歴代のヤマハシンセサイザー、ステージピアノのシリーズ名を冠し、それぞれ特色ある音源を備える。時代を築き上げてきたそれぞれのオリジナルモデルのデザイン・サウンドを踏襲し、コンパクトに再構築したもの。ステレオスピーカーを内蔵し、最大5時間の電池駆動も可能な点もうれしい。いつでも、どこでも気軽に演奏を楽しむことができる唯一無二のキーボードと言えるだろう。


このモデルのために、新たに開発されたコンパクト37鍵のHQ(High Quality)Mini鍵盤。フラッグシップシンセサイザー「MONTAGE」に搭載されたFSX鍵盤のフィーリングを継承し、音の細やかな強弱をタッチで表現できる鍵盤だ。鍵盤の根元でも演奏できる構造のため、コンパクトなサイズながら優れた演奏性を実現している。打鍵の強弱など、演奏者の表現ニュアンスをしっかりと受け止めてくれる印象を受けるだろう。

レコーディングユース、ステージユースにも対応できるよう、プロフェッショナルシンセサイザーと同等の出力回路を搭載し、プロフェッショナルモデルとして出音がチューニングされている。refaceシリーズは4モデルとも、2W×2のスピーカーを内蔵。ヘッドフォンやモニタースピーカーがなくても演奏を楽しむことができる。


ビンテージサウンドを揃えたコンパクトなエレクトリックピアノ「reface CP」は、Yamaha CP80をはじめ、 60~70年代の代表的なエレクトリックピアノ、エレクトリックキーボードをリアルに再現した全6音色の内蔵。トレモロやコーラス、フェイザーなどエレクトリックピアノサウンドに不可欠なエフェクターも搭載している。その種類はピアノタイプに合わせて最適な組み合わせが選択され、シンプルな操作で当時の音の雰囲気を再現し、楽しむことができる。


ドローバー搭載のコンパクトなビンテージスタイルコンボオルガン「reface YC」はトーンホイールの電気オルガンから、トランジスタのコンボオルガンまで全5音色。ローバーでの加算合成による音色作りに加え、ビブラート、コーラス、パーカッションといったオルガン特有の音作りが可能だ。ロータリースピーカー、ディストーション、リバーブとオルガンサウンドに不可欠なエフェクターも搭載している。


FM音源搭載のデジタルシンセサイザー「reface DX」は世界的な大ヒットシンセサイザー「DX7」に代表されるFM音源を搭載したシンセサイザー。各オペレーターがフィードバックを持つなど、進化したFM音源を搭載し、これまでのFM音源より音作りの幅が大きく広がった。4本のタッチ式データーエントリーセクションをタッチ、フリック操作することで感覚的に音色エディットが可能だ。さらに2系統のエフェクターを搭載し、まさに現代のDXと言えるシンセサイザーと言えるだろう。


多彩な音色変化を楽しめるバーチャルアナログシンセサイザー「reface CS」はアナログシンセサイザーをモデリングしたAN音源(アナログフィジカルモデリング音源)を搭載。全5タイプのプリセットから、アナログシンセサイザー特有の音色変化を手軽に再現できる独自のオシレーターを搭載。この他にLFO、AEG、FEG、エフェクターを搭載し、シンプルな操作で多彩な音作りが可能だ。

洗練されたデザインと生活に馴染むサイズ感のrefaceシリーズ。リビングからステージまで本格的なサウンドを楽しめるに違いない。軽量コンパクトなミニキーボードの中でも、『efaceシリーズは弾き飽きない鍵盤タッチとプロ仕様の音源を備えた唯一無二の存在と言える。パパ、ママ、キッズ、ファミリーみんなで、ときには旅をしながら演奏を楽しんでみてはどうだろうか?


■製品情報

◆reface CS/DX/CP/YC
価格:オープン(市場想定価格 49,500円前後 税込)
発売中
◆Yamaha reface用ケース
価格:6,600円(税込)
発売中

◆Yamaha refaceシリーズ オフィシャルサイト
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