M.C.テイラーによるプロジェクト“ヒス・ゴールデン・メッセンジャー”、ニューAL『QUIETLY BLOWING IT』リリース

ポスト

「僕は平和を探しに行った。これは2020年の世界や自分についてのレコードではない。過去5年間の自身の人生についての回顧録のようなものだ」とヒス・ゴールデン・メッセンジャーことM.C.テイラーはニュー・アルバム『QUIETLY BLOWING IT』について語る。

◆ヒス・ゴールデン・メッセンジャー 関連動画&画像


『QUIETLY BLOWING IT』は世界がカオティックな状態に陥っている時、テイラーによって、彼のホーム・スタジオで書かれアレンジされた。「曲を書くことがルーティーンとなっていて、それでバランスをとっていたんだ。ここ10年間は、一貫した流れを持って曲を書くのが難しかったツアー中に曲を書いてきたので、良いリフレッシュとなった。家族からも離れスタジオにずっといることは、これらの曲を書く上でとても適切な環境であったと思う」とテイラーは説明する。3月から6月の間、テイラーは20曲以上を書き、レコーディング。その間、曲は選別されることもなく、バンドに聴かされることもなかった。7月、テイラーとバンドはノースカロライナ州ダーラムのスタジオ、Overdub Laneに1週間入り、『QUIETLY BLOWING IT』のレコーディングをおこなった。

ヒス・ゴールデン・メッセンジャーことM.C.テイラーは 2007年より活動を始め、2008年に自身のレーベル、Heaven & Earth Magic Recording Companyよりデビュー・アルバム『Country Hai East Cotton』をリリース。Paradise of Bachelorsよりリリースされたサード・アルバム『Poor Moon』で注目を集めるようになった。2014年にはMergeと契約し『Lateness of Dancers』をリリース。2016年のアルバム『Heart Like a Levee』はPitchforkで8.2/10のレヴューを獲得する等、大きな評価を博し、2019年のアルバム『Terms of Surrender』はグラミー賞の「Best Americana Album」にノミネートされた。


『QUIETLY BLOWING IT』

2021年6月30日(水)
MRG755JCD[CD/国内流通仕様] ¥2,300+税
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ

■収録曲目:
1. Way Back in the Way Back
2. The Great Mystifier
3. Mighty Dollar
4. Quietly Blowing It
5. It Will If We Let It
6. Hardlytown
7. If It Comes in the Morning
8. Glory Strums (Loneliness of the Long-Distance Runner)
9. Painting Houses
10. Angels in the Headlights
11. Sanctuary

◆ヒス・ゴールデン・メッセンジャー オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報