【俺の楽器・私の愛機】171「超レア!エディと同じフロイドローズ・プロトタイプ」

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【Kramer Pacer Imperial ‘83】(福岡県久留米市 エディアン・ヴァネッツァー 59歳)


83年製のクレイマー・ペイサー・インペリアルです。
78年にデビューしたエディ・ヴァン・ヘイレンにノックアウトされ、彼のサウンド、テクニックのみならず使用されるオリジナルギターやパーツ類にも衝撃を受けました。
特に1984のリリースの頃から使用されたクレイマー5150に搭載されたフロイドローズは一般のFRT-5とは違うプロトタイプであることを知り、アーム好きの私はその希少さゆえ幻の逸品となったプロトタイプFRT-5を探し続けました。
ターゲットは83年にクレイマー社のブリッジがロッキンガーからフロイドローズに変わる過渡期に少量のみ製作、販売されたエディと同じアメリカ製プロトタイプです。
85年から探して32年、2017年に遂にゲットしました!
eBayでアメリカで個人出品されているのを見つけ、慣れない初めての直接取引で購入しましたが、何と輸入時に関西空港税関で引っかかりました。
トラスロッドを埋めているネック裏ストライプ部分にワシントン条約による輸出禁止のローズウッドが使用されている疑いでした。証明書の提出を求められましたが、既に製造メーカーが無いこと、当時のカタログにはローズウッドではなくウォルナットかマホガニーとの記載があったことなどを説明して、やっと通過しました。
意地と苦労を重ねて入手しただけに愛着もひとしおです。

ドイツ製のパウダーメタル製法に対してアメリカ製はプレス加工で製造されています。
左ウイングに入れられた刻印が中央より左にズレているのがプロトタイプの特徴です。
ナットキャップも山形ではなく凸型、テンションバーも短い丸棒タイプです。
Wが入った西ドイツ時代のシャーラーペグも時代を感じさせますね。
当時、クレイマーはカラフルな塗り潰しが多くシースルー塗装は珍しいです。木目が良かったのだと思います。それもキレイなレッドでそこもお気に入りです。

残念ながらエディは亡くなってしまいましたが、それだけに大切に弾いていきたいと思います。





   ◆   ◆   ◆

強いこだわりと愛情が伝わってきます。独特な非対称ボディシェイプもいいですね。ロサンゼルスーってかんじ(←謎)。このフロイドローズは、ファインチューナーが搭載されたもののブリッジミュート時に触ってしまうということで後ろ斜めに引き伸ばされた直後のバージョンになるのでしょうか。それにしてもきれいなことにびっくり。まるで新品のような輝きが奇跡。私のフロイドローズは、そんなに年月も経っていないのに、もうサビサビ。手入れしなくちゃ。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

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