トーリ・ジーチのプロジェクト“メイプル・グライダー”、デビューAL『To Enjoy is the Only Thing』リリース

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オーストラリアのメルボルンをベースに活動するトーリ・ジーチのプロジェクト、メイプル・グライダーは2021年6月25日にPartisan Records(IDLES、Laura Marling、Fontaines D.C.)よりリリースされるアルバム『To Enjoy is the Only Thing』の詳細をアナウンスした。

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メイプル・グライダーがイギリスのブライトンに住んでいたときに書かれた『To Enjoy is the Only Thing』では、彼女の人生からの印象的なエピソードがまとめられている。制限の多い宗教的な家庭での成長、恋に落ちたり離れたり、国を超えた国際的な旅行、憧れ、疎外感……。淡々としたものから人生を変えるようなものまで、トーリの芸術性の美しさと辛辣なダークユーモアのセンスによって、常に深く感じられる瞬間が生き生きと表現されていると言える作品だ。

2018年初めに以前の音楽プロジェクトが解散した後、ジーチはメルボルンを離れ、海辺の町ブライトンに移った。そこで彼女は、ホームシックを利用して、ヨーロッパの夏の長い時間を浴びながら、ノンストップで執筆し、ソロ作品に取り組み始めた。2019年末にメルボルンに戻った彼女は、Soundcloudのアカウントにデモをアップロードし、トム・ランセク(Big Scary、#1 Dads、The Paper Kites、Hockey Dad)にプロデュースとレコーディングを依頼して、最終的に『To Enjoy is the Only Thing』を完成させたという。

このプロジェクトのビジョンについて、ジーチは次のように語ってる。「私にとって、このアルバムはこんな感じ……9月中旬にティンセルに覆われた木々の前を歩くこと、南フランスのカランクで泳ぐこと、車のボンネットの霜、午後4時の暗さ、午後10時までの明るさ、淡い感じ、シルバーコーストを飲み込む永遠の灰色の霧、赤の色、この醜い緑のドレス、赤ワイン、赤の血、赤の唇、赤は枢機卿のローブの色、スイス、母の日記、検視官の報告書、私の顔に当たる太陽、愛の終わり……」。


『To Enjoy is the Only Thing』

2021年6月30日(水)
PIE030CDJ[CD/国内流通仕様] ¥2,300+税
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ

■収録曲目:
1. As Tradition
2. Swimming
3. View From This Side
4. Friend
5. Be Mean, It’s Kinder Than Crying
6. Good Thing
7. Baby Tiger
8. Performer
9. Mama It’s Christmas

◆メイプル・グライダー オフィシャルサイト
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