ビリー・コーガン「イケメンとは思われていなかったから、決断を迫られた」
スマッシング・パンプキンズのフロントマン、ビリー・コーガンは、若いころ、ルックスがいいとは思われておらず、キャリアにおいて不利だみたいなことを言われたそうだ。そこで、決意を新たにしたという。
彼は『Best Advice』ポッドキャストのインタビューで、こう話した。「どんなわけであれ、僕は若いとき、イケメンだとは見られていなかった。だから、僕の外見は、よくある、バンド成功の一因ではなかった。(ルックスが)話題になったことはない。バンドの写真撮影では、フォトグラファーたちは僕を後ろに押しやろうとしていた。ホントだよ……。まあ、ご存じの通り、物事ってものは変わる。今じゃあ、このヴァンパイア・ルックがイケてるってわけだ。でも当時は、僕はイケメンとはみなされていなかった。よくこう言われたな……、僕がそう思い至ったわけじゃないよ。でも、人々からは“ああ、君はルックスがいいわけじゃないからな”って言われてた。まるで、キャリア的にはそれが悪いことのように」
「だから、僕は重大な判断を下さなくてはならなかった。A)それが僕にストップをかけるわけではない。もしくは、そんなこと大して重要ではない。B)変人であろうが、ヴァンパイアであろうが、僕は自分自身であり続ける。そしたらどうだ、20数年が経ち、人々は、僕の姿にどれだけ影響を受けたかなんてこと言ってくる」
『Best Advice』ポッドキャストは、Spotify For Artistsから配信中。
コーガンは3月、スマッシング・パンプキンズが新作の制作をスタートし、すでに33曲の作詞作曲が済んでいると報告していた。彼らの新作は2020年11月にリリースした『CYR』以来となる。
Ako Suzuki
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