コアレス、デビューAL『Agor』7月9日発売

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エレクトロニック・ミュージックの世界でもひときわ異彩を放つプロデューサー、コアレス。

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FKAツイッグスやジェイミーxx、サンファ、マウント・キンビー、カリブー、ムラ・マサら著名ミュージシャンが絶大な信頼を寄せるほか、ジャイルス・ピーターソン、ベンジーBやメアリー・アン・ホブスらUKの有名ラジオDJもかねて作品への期待を公言していたが、遂にデビュー・アルバム『Agor』を2021年7月9日(金)にYoung(旧:Young Turks)から世界同時発売することを発表した。また同作より新曲「Joy Squad」を公開している。

新曲「Joy Squad」はカリブーやジェイミーxx、TNGHTが「BBC Radio 1 Essential Mixes」でプレイするなど、公式にリリースされる前からアーティストたちやファンの間で密かに話題となっていた。コアレスは新曲について「(聴いている人を)飲み込んで吐き出すクラブのジェットコースターを作る」という思いから作り上げられたと話しているように、新作の中でも特に際立ったクラブ・トラックとなっている。

自然に囲まれたウェールズ北部沿岸にある田舎街で生まれ育ったコアレスことルイス・ロバーツは、海洋学を学んぶかたわら、ポップスやエレクトロニカ、ハウスなどを吸収しエレクトロニック・プロデューサーとしてのキャリアに足を踏み入れた。2011年にデビューEP『4D』をリリースしYoungと契約。その後サンファとのコラボを手掛けるほか、業界を震撼させたEP『Yūgen』を発表し、各メディアから注目の新人アーティストとして挙げられるなど世界中から彼へのデビュー・アルバムへの期待が高まっていたものの、その後は沈黙を保っていた。一方で、FKAツイッグスが2019年にリリースした『MAGDALENE』のプロデュースを手掛けたほか、カリブーやパフューム・ジーニアスらのリミックスを手掛けるなど、多くの著名アーティストからのラブコールは絶えなかった。そんな中でソロとしては5年という長い沈黙を経て新曲「Black Rainbow」をリリースし、早くもフォー・テットやジェイミーxxのSpotifyプレイリストにてフィーチャーされている。


『Agor』

2021年7月9日(金)
BEAT RECORDS / XL RECORDINGS
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11888

◆Beatink オフィシャルサイト
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