【俺の楽器・私の愛機】217「スーパーストラト？」

【fernder Japan ST/HO/2H】（神奈川県横浜市　TK　46歳）


今はなきフェンダージャパンのマホガニー製ホロウボディの2ハムストラトです。
ストラトで出来そうなことは何でもやっちゃえ、をコンセプトにまとめました。

元々ついていたドラッグスターなるピックアップがイマイチだなぁ、と思ったのが運の尽き。ピックアップ・ジプシーまっしぐらでした。何度もピックアップを探しては変えてを繰り返し、行き着いたのがフロント：ダンカンSH-2nJazzNeck、リア：ディマジオDP192AirZone。フロントは結局鉄板な銘柄になりました。最初からこれにしときゃ良かったんじゃん。リアはガツッと歪ませるといいバイト感が出ます。


3点スイッチではありますが、プッシュプルポットでシリーズ・パラレルの選択が可能です。さらにトーンキャパシタは両ピックアップでハイの残り方が違う別のもの（フロント：sozo、リア：オレンジドロップ）を通しています。2V1Tのレイアウトでコレを実現してくれたショップの職人さんには頭が上がりません。
フロントPUはトーンポットで切り替えます。…フロントボリュームで切り替えるようにすると、アームダウン時ポットを押しちゃうんですよ。
どちらもパラレルにして、少しボリュームを絞ってミックスポジションで弾くと何とも言えないカランカランした音が出ます。
音の密度を手元で変えられるって楽しいですよね。

PUを探している間、ペグはゴトーマグナムロックに。ブリッジはウイルキンソンVSVGへそれぞれ変更。
アーミングも問題なくグイグイいけます。
PLEKも掛けたので音詰まりもナシ！

完成まで10年近くかかりましたが、ジャズから（軽めの）メタルまで何でもイケる本当にいいギターになったと思っています。


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この頃のフェンダージャパンって、やりたいことをガンガン進める勢いに溢れてますね。2ハムですから、70年代シンラインをストラトシェイプで作ったということになるのでしょうけど、シンライン以上にサウンドバリエーションはすごそう。正しい改造とでも言うか、正当進化のお見本のような良グレードアップが素晴らしいです。（JMN統括編集長 烏丸）


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