【ライブレポート】≠ME、感謝と涙の1stコンサート「必ずまたお会いしましょう!」

ツイート

≠ME初の有観客単独コンサート<≠ME 1stコンサート 〜初めまして、≠MEです。〜>が2021年6月1日(火)・2日(水)に中野サンプラザで行われた。≠MEは2020年に予定していた初の単独コンサートとなる関東ツアーをコロナ禍で中止していたため、満を辞してのステージとなった。

◆公演画像

暗転したステージ奥からセンターの幕が開き冨田が登場すると、ゆっくりステージに置かれたマイクへ向かい、拾い上げた。アイドルとしてステージに立つ決意を表すかのような演出から、4月にリリースしたデビューミニアルバムのリード曲「秘密インシデント」で1曲目がスタート。水色の新衣装で≠MEらしさ全開の中、イントロで冨田が「みなさんこんにちは!初めまして、≠MEです!今日は私たちの楽しいライブ、しっかり見ていってください!」とファンを煽り、キレキレなパフォーマンスで会場の空気を作り上げた。

3曲目には、鈴木がセンターをつとめる「ポニーテール キュルン」をパフォーマンス初披露。続けて「君の音だったんだ」を披露しMCに入ると「みなさん初めまして!私たち≠MEです!よろしくお願いします!」と、全員でおなじみの元気な挨拶。「みなさん、お元気でしたかー!?≠ME初めての単独コンサートが、ついに!ついに!!実現しましたー!!」と冨田が嬉しさ溢れる声で話すと、続けて谷崎が「結成から2年間、ついに夢のステージ、1stコンサートに立つことができて、本当に嬉しいです!ここまで待ってくれたファンの皆さん、そしてスタッフの皆さんに感謝しています。本当にありがとうございます!」 と感謝を伝えた。



続けてユニット曲パートでは冨田がソロ曲「空白の花」をステージセンターで堂々と歌い上げ、会場を魅了した。ダンスパートへ突入するとメンバーそれぞれの長所を生かしたかっこいいダンスでぐっと空気を変えて9曲目の「P.I.C.」へ。ダブルセンターの冨田と蟹沢を筆頭に気持ちよく揃ったダンスでパフォーマンス力の高さを見せつけた。

13曲目の「クルクルかき氷」は通常タオルを回して盛り上がる楽曲だが、この状況下を汲みてタオル回しを行わない代わりに、ファンのペンライトを使ったウェーブによる演出で会場の一体感を高めた。14曲目の「てゆーか、みるてんって何?」は“みるてん”こと本田珠由記のセンター曲で、こちらもパフォーマンス初披露。15曲目「君と僕の歌」では「大きいステージに連れて行く」というフレーズでメンバー越しのファンがステージ上から映され、スクリーンに感動的な光景が広がった。


冨田から「早いもので、次の曲が最後の曲となりました。私たちが結成されて2年、なかなかデビューすることができず、みなさんをここまで待たせてしまったことを本当に申し訳なく思っています。でも、みなさんのおかげでこうして無事にデビューすることができました。今日このステージから、また少しずつ成長していきたいって思いました。そして、指原さんを初め、私たちに関わってくださったみなさんに感謝をして、この歌をこれからも大切に歌っていきたいなって思っています。私たちは、この歌と一緒に強くなる。ここまで私たちを信じてついて来てくれた皆さん、本当にありがとうございます。これからも私たちについて来て下さい!聞いてください、≠ME!」と最後の曲振りが。ここのMC、2日目には≠MEの夢として“東京ドームに立つこと”を改めてファンに伝え、冨田から「簡単ではないことは分かっています。でもみなさんがこうしてずっといてくれるから私たちは自信を持って胸を張って宣言することができます。」とファンとの絆を誓い、会場全体がエモーショナルな空気に包まれる中で「≠ME」のパフォーマンスを行い、本編が全16曲で終了した。


アンコールではコンサートグッズのパーカーに着替えたメンバーが登場すると「秘密インシデント」を歌いながらステージ上を自由に駆け回り、手を振りファンサービスを行った。続けて「スタート!」を披露しMCに入ると、感極まったメンバーが涙する場面も。

そして2日目にはメンバーが感想を終えると急にスクリーンへ「特報」の文字が映し出され、ステージが暗転。なんと“1st ツアー「やっぱり、恋をした」”のサプライズ発表が!全国7会場と日程が発表され、メンバー全員が嬉しさのあまり大絶叫した。


全員が興奮の中、リーダーの蟹沢が「いま、発表があって、なんと≠MEで1stツアーを開催させていただくことになりました!本当にありがとうございます!すごくびっくりしている気持ちと、やっぱりこの2日間を通して皆さんと一緒にライブができることが本当に幸せなことだなと強く感じたので、こうしてまた皆さんと一緒に大切な大切な青春を一緒に過ごせる機会をいただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。いつも応援してくださるみなさんがいるからこそ、私たちはここに立つことができます。これから始まる1stツアーを一緒に最高のものにしていただけますか!?」とファンを煽り、会場からも問いに答える形で盛大な拍手が起こった。

続けて蟹沢から「この1stツアーを通してまた何倍も成長できるように、そしていつもみなさんからたくさんいただいている愛を大きくしてお返ししていけるように、そして夢の東京ドームへと向かって、みなさんと一気に駆け上がっていけるように12人で精一杯がんばります!これからも≠MEの応援をよろしくお願いします!」と挨拶をすると、会場からは溢れんばかりの拍手が起こった。

最後の楽曲「自分賛歌」を終え、蟹沢から「改めまして、本日は本当に最後までありがとうございました!皆さんからの温かい拍手やペンライト、そして配信でご覧いただ いたみなさんのおかげで無事に1stコンサートを終えることができました。昨年メジャーデビューが決定し、今日ついにこうして1stコンサートを開催させていただけたことを本当に嬉しく思います。そして初めてのツアーが決定してこれからみなさんと一緒に作っていく物語が本当に楽しみで、すごく幸せです。みなさんと一緒に手を繋いで、ぎゅっと握って、常に最大瞬間風速でアイドル界の頂点まで駆け上がっていきたいと思います!本日は本当にありがとうございました。必ずまたお会いしましょう!」と挨拶をした。

なお、本コンサートは、ドアを開けて換気を行いながら、感染対策に十分配慮をした上で開催された。

(C)YOANI/KING RECORDS

セットリスト(両日共通)

Overture
1.秘密インシデント
2.アイカツハッピーエンド
3.ポニーテール キュルン
4.「君の音だったんだ」
5.ジッパー
6.あらかじめ語られるロマンス
7.こんなに好きになっちゃっていいの
8.空白の花
9.P.I.C.
10.アンビバレント
11.僕らの制服クリスマス
12.「部活中に目が合うなって思ってたんだ」
13.クルクルかき氷
14.てゆーか、みるてんって何?
15.「君と僕の歌」
16.≠ME
EN1.秘密インシデント
EN2.スタート!
EN3.自分賛歌

<≠ME 1stツアー「やっぱり、恋をした」>

2021年
9月2日(木)東京・Zepp Tokyo
9月19日(日)福岡・Zepp Fukuoka
10月4日(月)東京・Zepp Divercity(TOKYO)
10月15日(金)大阪・Zepp Namba(OSAKA)
10月23日(土)愛知・Zepp Nagoya
10月25日(月)神奈川・KT Zepp Yokohama
11月1日(月)東京・Zepp Haneda(TOKYO)

この記事をツイート
365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス