【速レポ】<SATANIC CARNIVAL>、場内に貫かれた“音楽の場所を守る”という意識

ツイート

コロナ禍で行われるライヴやフェスにおいて、しっかりした感染症対策をとることは主催者側にとってもはや常識。クラスターが発生した日には当該アーティストやフェスだけでなく、音楽業界全体にとって大きなダメージとなる。大事なのは、音楽の場所を守るという意識をどれだけみんなで共有できるかということ。そして、コロナ禍のフェスが安全に行われているという実績を積み重ね、その事実を広めていくことができれば未来はさらに広がっていく。

◆<SATANIC CARNIVAL 2021> 画像

……なーんてことはいちいち言われなくたって百も承知だよ! という人もいるでしょう。でも、サタニックだよ? パンクキッズが集うあのサタニックだよ? 本当に安全? 大丈夫? 信じていいの? と不安が拭いきれない人もきっと多いはず。けど、初日13時の時点でのコニファーフォレストは平和そのもの。開場直後の入場待機列で少しだけグチャッとしたところは見受けられたものの、場内は思っていた以上にストレスがない。そもそも観客の数がそこまで多くないというのもあるし、参加者一人ひとりがそれなりの意識をもってサタニックに臨んでいるように見える。



たとえROTTENGRAFFTYが「金色グラフティー」をカマしても、ジャンプ、こじんまりとしたダンス、そして手拍子で感情を放出。もちろん、指定エリア内では立ち位置を守りつつ、だ。歓声もまったく聞こえないし、危なっかしい様子はない。それで盛り上がりに欠けるかというと、不思議とそんな感じはしない。そりゃあ、過去のサタニックと厳密に比べてみたらおとなしいんだろうけど、これはこれでグッとくる。大声が出せなくても、暴れていなくても、みんなの気持ちが音楽に向いていることが伝わってくるからだと思う。この感じを言葉で表現するのは難しいけど、コロナ禍で行われる多くのライヴを観ているときによく湧いてくる感情だ。この感覚はコロナが明けてからも大切にしていたい。

この雰囲気が明日までしっかり続けば本当に最高だと思う。<SATANIC CARNIVAL 2021>、いい感じです。

取材・文◎阿刀大志

■<SATANIC CARNIVAL 2021>

6月5日(土) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
6月6日(日) 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
・物販 / FOOD AREA:start09:30
・ライブ観覧エリア:open10:30 / start11:30 ※19:25終演予定
▼6月5日 出演アーティスト
バックドロップシンデレラ (※new)
The BONEZ
Dizzy Sunfist
Fear, and Loathing in Las Vegas
マキシマム ザ ホルモン
NAMBA69 (※new)
Northern19 (※new)
ROTTENGRAFFTY
SiM
SPARK!!SOUND!!SHOW!! (※new)
Survive Said The Prophet
suspended 4th
WANIMA
▼6月6日 出演アーティスト
04 Limited Sazabys
10-FEET
Age Factory (※new)
coldrain
G-FREAK FACTORY (※new)
ハルカミライ
HAWAIIAN6 (※new)
HEY-SMITH
Ken Yokoyama
MONGOL800
NOISEMAKER
SHADOWS
TOTALFAT (※new)
[O.A.] PALEDUSK (※new)

この記事をツイート

この記事の関連情報