アルルカン、ツアー＜The laughing man＞最終日にシングル二作同時発売および全国ツアー開催を発表

アルルカンが6月13日、新宿BLAZEにて全国ツアー＜アルルカン live tour 2021「The laughing man」＞のファイナル公演を開催した。同公演は新型コロナウイルス感染拡大によって昨年中止となったが、今年3月より再開したものだ。

◆アルルカン 画像

最新アルバム『The laughing man』を掲げて行われた同ツアーは、全国10公演の規模で開催されたもの。その集大成と呼べるツアーファイナルは、各地ライブによって楽曲の密度がより高まり、完成度の高いパフォーマンスがオーディエンスを狂喜させた。コロナ禍にして緊急事態宣言が発出されている都市もある中、政府のガイドラインに沿って実施されたライブは、ファンを想い発信し続けるという姿勢が十二分に伝わる内容となった。“歓声が出せない”という今までとは違う状況下にありながらも会場の様子は今まで以上に熱く、一体感に包まれていた。

そしてファイナル終演後、新たなリリースとツアーが発表となった。シングル二作品「世界の終わりと夜明け前」「サイレン」に加え、そのどちらも収録したcomplete盤「世界の終わりと夜明け前 / サイレン」が8月25日に同時リリースされる。また、これに伴って行われるツアーが＜8th ANNIVERSARY TOUR「世界の終わりと夜明け前」＞となる。

新曲「世界の終わりと夜明け前」はツアー当初より、新曲「太陽」として演奏されてきたナンバーだ。回数を重ねるごとに進化を続け、先ごろ「世界の終わりと夜明け前」とタイトルを変えて披露された。同時進行の音源制作の中で生まれたが新曲「サイレン」となり、これら二作品が同時リリースされる。リリース形態は3種類。ミュージックビデオとオフショット映像収録DVDが付属する各初回盤ほか、両楽曲が収録されるcomplete盤も届けられる。

全国ツアー＜8th ANNIVERSARY TOUR「世界の終わりと夜明け前」＞は、同音源を引っ提げて14ヵ所で開催されるもの。8月28日(土)の新宿BLAZEを皮切りに、バンド結成記念日の10月26日に恵比寿LIQUIDROOMでファイナルを迎える予定だ。

なお、ツアー＜The laughing man＞より、新宿BLAZEファイナル公演の模様を収録したDVDが8月4日に発売されることも明らかになった。同公演のライブ映像はもちろん、全公演、一般公募で選ばれた“shooting man”達が撮影した舞台裏ならではの空気感や迫力満点の映像を楽しむことができるドキュメンタリーも収録する。ツアー全貌を余すことなく堪能できる作品になるとのことだ。

さらには、オフィシャルファンクラブ「アバタモエクボ」の開設も決定した。受付開始は7月1日より。現在、ファンと楽しむための多くのコンテンツを計画中だとのこと。その第一弾として、会員限定の2部制ワンマンライブが8月9日に渋谷REXで実施される。