Tinnaの惣領智子、ソロアルバム『IT'S ABOUT TIME』を復刻リリース

ツイート

Tinnaのメンバー惣領智子が、ソロアルバム『IT‘S ABOUT TIME』を復刻リリース。アルバムとしては初CD化となり、UHQCDで実現されることになった。

ソロアルバム『IT‘S ABOUT TIME』は、RCAレーベルよりリリースした2作のオリジナルアルバム、ベストアルバムに続いてオリジナルとしては3作目通算4作目。高橋真理子とともに、EXPRESSレーベルよりデビューしたTinnaの活動後、同レーベルからリリースした、唯一のソロアルバムである。同年にリリースされたシングル曲(2曲)をボーナストラックとして全11曲を収録。アルバム収録曲「PENTHOUSE COCKTAIL」、そしてそのシングルA面曲「愛されて海へ(TBS系テレビ 愛の劇場『ふたりの旅路』主題歌)」は、コンピレーション盤に収録されCD化がなされているが、他9曲は初CD化となる。

ソロデビュー1st『やさしく愛して』は、アコースティック楽器が多く起用され、フォークからニューミュージックへの過渡期、その時代性を思わせる作風。2nd『City Lights by the Moonlight』では、後年シティ・ポップスの名曲として高評価されていく表題曲ほか、エレクトリック楽器をはじめホーン、ストリングスの起用度も高まり、ポップスとしての洗練度が増していく。'77年の発表というこの時期、まさに国内のアーティスト、ミュージシャンたちは欧米のセンスやテクニックを取り入れ消化し、「新しい音楽を作る」「新しい時代を作る」という気概に満ちていた。ましてや、彼女の米国での活動経験は、さらに力を与えたことだろう。

この後Tinnaが生まれ、その音楽は世界レベルの最先端のサウンドであった。日系アメリカ人・高橋真理子とのデュオであり、英詞で綴られた作品が多いこともそう思わせる。

Tinnaの活動後に、生まれた本ソロアルバム『IT'S ABOUT TIME』には、アーティストとしてスケール・アップした惣領智子の姿がある。美しい歌はダイナミズムを増し、自らの詞曲は一層切なく優しい。一人の女性としてひとつの大きな「とき」を迎えていたことも、表現に影響を与えていたことだろう。美しい曲はより美しく、カッコいい曲はよりカッコよく、優しい曲はより優しく。今になっても、シティ・ポップス名盤として高く評価されるクオリティがここには詰まっている。


リリース情報

『IT'S ABOUT TIME』
2021.7.21 Release
品番:STPR025
価格:アルバム/¥2,640(本体:¥2,400)
UHQCD(アルティメイト・ハイ・クオリティCD)
発売:ステップス・レコーズ
1. IT’S ABOUT TIME※
2. 片羽の蝶※
3. TRAD PARTY※
4. 抱きしめて-SICILIAN WIND-※
5. LOVE IS GLIDING※
6. PENTHOUSE COCKTAIL
7. 海になりたくて※
8. 河※
9. I’M IN NEW YORK※
〈Bonus Tracks〉10. 愛されて海へ  (TBS系テレビ 愛の劇場「ふたりの旅路」主題歌)
11. MY LITTLE GIRL※
全編曲:惣領泰則 ※は初CD化
プロデュース:惣領泰則
市川秀男(Key)/惣領智子(Key:M8)/穴井忠臣(Per)/安田裕美(A.G)
土方隆行(E.G)/幾見雅博(E.G)/市原 康(Ds)/金田一昌吾(B)
江夏健二(Syn)/杉原和司(Syn-op)/吉川忠英(Mand)/尾崎 孝(S.G)
ジェイク・コンセプション(W.W.)/村岡 健(W.W.)/Eve(Cho)
この記事をツイート

この記事の関連情報