ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン「有名な苗字は扉を開けるが、開いたままではない」
ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンが、ブラジルの89 FM A Rádio Rockのインタビューで、有名な親を持つことは自身のソロ・キャリアを始めるにあたりプラスになるのか、それともマイナスになるのかとの質問に答えた。
「多少なりとも両方だね。その苗字は好都合なことに、いくつかの扉を開けてくれるかもしれない。でも、それらの扉は開きっ放しってわけじゃない。君に持っているものがあれば、先に進められるだろう。(自分の場合)どうなるか、まだわからない。時間が経てば、わかるはずだ」
ウルフギャングは昨年7月、インスタグラムの1ユーザーから「父のレガシー/評判を恩恵それとも呪いと捉えているか?」と問われたときには、「本当に半々なんだ。僕がこうだから、人々は少なくとも僕の作品がどんなものになるか興味を持つと思う。それってすごくナイスだ。でも一方で、もしそれが彼らが期待しているものとは全く違ったり、僕が“ヴァン・ヘイレンっぽい”サウンドを創ろうとしていなかったら、嫌われ、認めてもらえないだろう。僕は、僕の音楽がリリースされたときヘイトの波が押し寄せる準備は十分できている。なぜなら、みんなが考えているようなものじゃないから。僕は父になろうとはしていない。僕は僕自身であろうとしている」と答えていた。
ウルフギャングは今月11日、Mammoth WVH名義でセルフ・タイトルのソロ・デビュー・アルバムをリリース。全英のインデペンデント・アルバム・ブレイカーズ・チャートの1位、ロック&メタル・アルバム・チャートの2位につけた。この後、ガンズ・アンド・ローゼズの北米ツアーに参加する。
Ako Suzuki
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