ボビー・ギレスピー、ステージ転落事故がきっかけで“穏やかな”サウンドのアルバム制作

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プライマル・スクリームのフロントマン、ボビー・ギレスピーが来週、サヴェージズのヴォーカリスト、ジェニー・べスとのコラボレーション・アルバム『Utopian Ashes』をリリースする。

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同作はメロディー重視で制作されたそうだが、ギレスピーは2016年に体験したステージからの転落事故を機に穏やかなサウンドに目覚めたそうだ。

彼は『The Times』紙のインタビューで、事故やその後の変化について語った。「スイスのレマン湖で開かれたフェスティバルで、俺らのステージは狭く、俺はベースのスピーカーによじ登り、ピットに落下したんだ。家に戻り、まだ大量の痛み止め飲んでるときだ。(プライマル・スクリームの)アンドリュー(・イネス/G)とダーリン・ムーニー(Dr)が来て、俺ら、軽めのカントリーとかソウル・バラードをプレイし始めた。プライマル・スクリームではハードにプレイしなきゃならない。でも、ダーリンはジャズ・ドラマーだ。俺はそのとき、穏やかなことならできるって実感した」

『Utopian Ashes』は7月2日、ジャック・ホワイトのレーベルThird Manからリリースされる。ジェニー・べスは今週、収録曲の1つ「Remember We Were Lovers」のライヴ・セッションの一部映像をSNSに投稿した。全編は、CANAL+の音楽メディア「Jack」のFacebookから視聴できる。

Ako Suzuki






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