【ライヴレポート】Angelo、全5公演のホールツアー開幕「本当に大切なツアーになる」

Angeloのホールツアー＜MEPHISTO DECIDED＞が6月26日、埼玉・三郷市文化会館で開幕を迎えた。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆Angelo 画像

「A MONOLOGUE BY MEPHISTO」からスタートを切ったステージは序盤からフルスロットル。キリト(Vo)から「今日も狂っていきましょう」という言葉があった通り、バンドとオーディエンス共に終始熱量の高い空間を作り上げていった。

特筆すべきは、2021年夏現在のベストな選曲でセットリストが構成されていたこと。最新アルバム『[evolve]』リリース(2020年11月)以降のライヴでは、同アルバム収録曲がセットリストの中心に据えられていたが、ホールツアー＜MEPHISTO DECIDED＞初日公演では、それが2曲にとどまっていた。おそらく今後の公演においても同様の主旨でセットリストが構築されることは間違いなく、あらゆる選択肢の中から選曲されるはずだ。



また、この日のMCでキリトはホールツアー＜MEPHISTO DECIDED＞への想いをこう語った。

「今回のツアーは本当に大切なツアーになると思います。俺も心して出し切ろうと思いますので、一緒に突っ走っていきましょう」──キリト

ホールツアーとしては、昨年予定されていたものが新型コロナウイルスによる影響で中止となった経緯がある。Angeloとして単発でのホール公演はこれまでに幾度もあったものの、ホールツアー開催は実に約11年ぶりだ。

ツアーは本日6月27日に2日目公演が同会場で開催される。その後、7月3日および4日のNHK大阪ホール2DAYSを経て、8月1日に東京 LINE CUBE SHIBUYAでファイナルを迎える予定だ。さらには緊急事態宣言の発令に伴い延期となっていた＜Angelo Tour 2021「THE COUNTDOWN」＞の東京 TSUTAYA O-EAST公演が7月6日、大阪 umeda TRAD公演が7月13日に控えているため、ライブハウスとホールの両面からAngeloの魅力を堪能できる約1ヵ月間となる。