アンスラックスのフランク・ベロ、弟が殺害された事件「25年経った今も毎日心が痛い」

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アンスラックスのベーシスト、フランク・ベロは、1996年に弟アンソニーを殺害され、その犯人が捕まっていないのもあり、25年経った今も心の傷は癒されていないという。

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ベロは、マシーン・ヘッドのフロントマン、ロブ・フリンのYouTubeチャンネル『No F'n Regrets』で、弟の事件についてこう語った。「今これを聴いている人たちが誰もこんな経験をしなくて済むよう、俺は神に祈る。(事件後の法的手続きは)ホラー・ショウのようだった。俺と俺の家族、それに向こう側の人間たち。(マーティン・)スコセッシみたいなヴァイヴ、イタリアン・マフィア気取りっていったら、想像つくだろ。ある憶測があった。確かなことは知らないから、ここでは話せないが。簡潔に言うと、目撃者が消えたんだ。彼を見つけられない。消えたんだよ」

「彼は消えたんじゃない、逃げ出したんだって話もある。どういう意味か想像できるだろ。警察から、目撃者がいなくなり、探すと言われたが、いまだにコールド・ケースだ。毎日、心も身も焼かれる思いだよ」

事件が起きた直後は、「自分にこんなダークな側面があるとは知らなかった。俺は目立たぬように(犯人を)捜し求めた。誰にも言わなかった。当時はガールフレンドだった今の妻にも……。銃に触れたことはなかったが、関わりを持つべきじゃない人たちのところへ行ったりした」が、数週間すると、自分が死んだり刑務所へ行ったら「俺は妻を失うことになる。母はもう1人息子を失うことになる。そんなことしたくない」と考え直したという。「自分には弟の復讐はできない。俺はそういうタイプじゃない。でも、少しの間、その衝動に駆られた。自分がわからなくなるって本当に恐ろしい」

ベロはこの秋、自伝『Fathers, Brothers, And Sons: Surviving Anguish, Abandonment, And Anthrax』を出版する。この本で、今は辛いとしても、この先いい時は来ると伝えたかったという。「俺みたいな体験、もしくは何であれ辛い出来事があると、ダークな場所に落ちる。それは自分で振り払わなきゃならない。将来、いい日は訪れる。説教みたいなことしたくはないが、俺はそのバトンを渡し、君にはできると言いたい」



Ako Suzuki
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