ジョー・エリオット、フレディ・マーキュリー追悼公演「俺のステージ・ライフで最高の4分間」

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Photo by Kevin Nixon

デフ・レパードのフロントマン、ジョー・エリオットが、1992年4月にロンドンで開催されたフレディ・マーキュリー追悼コンサートで、クイーンのメンバー、デヴィッド・ボウイ、イアン・ハンターらと共演したときのことを振り返った。

この公演で、デフ・レパードは「Animal」「Let’s Get Rocked」、それにブライアン・メイを迎え「Now I’m Here」をプレイし、エリオットとフィル・コリン(G)はその後、クイーン+スペシャル・ゲストのパフォーマンスにも参加した。デヴィッド・ボウイがモット・ザ・フープルに提供した楽曲「All The Young Dudes」で、クイーン、ボウイ、イアン・ハンター、ミック・ロンソンと共演した。

エリオットは、米LAのラジオ局95.5 KLOSのインタビューでこのパフォーマンスについて問われると、こう話した。「クイーンがしてきたこと全てを最高にリスペクトしている者としては、あの曲をプレイできたのは、様々な理由から、俺のステージにおける人生で最高の3、4分の1つだった。俺らはフレディ・マーキュリーの人生と時代を祝い、エイズへの関心を高めた。あの公演が開かれたとき、俺らは『Adrenalize』と“Let’s Get Rocked”で世界中で1位を獲得していた。そして、あの場には俺らの音楽面でのヒーローがたくさんいた」

「クイーンのメンバーは当然のこと、トニー・アイオミがブライアン(・メイ)と共演してる。ブラック・サバスのトニーだよ。それに、ロジャー・ダルトリー、ロバート・プラントのようなシンガー、ガンズ・アンド・ローゼズや俺らみたいなバンドが出演した。素晴らしい時間だった。俺らにとって大きな意味を持つ人たちが個人であれバンドであれ、俺らの世代のアンセムをプレイしたんだ。驚異的だよ。俺は、ブライアンから“ステージに上がりバッキング・ヴォーカルをやらないか?”って言われたんだ。俺はフィルを誘った。彼は最初乗り気じゃなかったが、“やらなかったら一生後悔するぞ”って言ったんだ。拉致する感じで彼を連れ出した」

「魔法のような時間だった。あれを再現することはできない。俺らはそれまでも素晴らしいことはしてきたし、これからもあるだろうが、あれは格別だ。今話しているだけでも鳥肌が立つ」

エリオットはモット・ザ・フープルのトリビュート・バンド、ダウン・アンド・アウツを結成するほど彼らの大ファンで、以前、自分の葬儀ではモット・ザ・フープルのオリジナル、もしくは自分でカヴァーした「All The Young Dudes」をかけてほしいと話していた。

Ako Suzuki
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