桑田佳祐、ソロ4年ぶりの新作にして初のEPを9月リリース

桑田佳祐が、昨晩放送された『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(TOKYO FM/JFN全国38局ネット)にて9月15日（水）に自身初のEP盤（タイトル未定）をリリースすることを発表した。

今作は、桑田佳祐ソロ名義としては、2017年にリリースしたオリジナルアルバム『がらくた』以来約4年ぶりの新作。本作には、民放共同企画“一緒にやろう”応援ソング「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」、ＳＯＭＰＯグループ CMソング「金目鯛の煮つけ」、昨晩のラジオにてサプライズでオンエアされた新曲「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」に加えて未発表の新曲3曲が収録され、全6曲からなるミニアルバムサイズのEPだ。新型コロナウイルスにより一変した日常の中で、「それでも自分にできることは、音楽を届けること」と、音楽人としての矜持を胸に書き綴った6曲の楽曲集であり、こういう状況であっても変わらぬ桑田節が炸裂しているということだ。作品タイトル、収録曲含め詳細は後日発表されるが、完全生産限定盤に特典Blu-rayもしくはDVDが同梱されることが決定している。

さらに『桑田佳祐のやさしい夜遊び』では、「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」の配信リリースも発表。7月12日（月）0時からダウンロードサイトおよびストリーミング各サービスにて配信開始する。この「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」は、民放共同企画“一緒にやろう”応援ソングとして、2020年1月に史上初の民放5系列114局で同時生放送された特別番組『一緒にやろう２０２０大発表スペシャル』で初披露された楽曲であり、東京五輪が予定されていた2020年の社会全体を盛り上げるための楽曲として生まれたが、新型コロナウイルスの蔓延により突如世界中が苦境を強いられることになった中で、楽曲の持つ意味合いも徐々に変化していった。「世の中は今日この瞬間(とき)も　悲しみの声がする」など、今の社会とリンクするフレーズも多々あり、ファンはもちろん、アスリートや医療従事者などをはじめ、ラジオ等を通し「この曲を聴いて辛い時に元気をもらっている」という声もSNSで多く、配信が心待ちにされていたという。またEPリリースに先駆け、「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」を皮切りに、3ヶ月連続で配信シングルをリリースすることも同時に発表された。8月、9月に配信されるシングルは完全新曲の予定だ。

▲「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」ジャケット

今回のニュース発表にあたり、桑田佳祐公式YouTubeチャンネルではティザー映像が公開されており、「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」の高揚感溢れる軽快なイントロを一部聴くことができる。