【俺の楽器・私の愛機】351「うっかりgibson」

【gibson chet atkins Tennessean】（大田区　馬込のメタラー　42歳）


懐かしきヤマハミュージック東京渋谷店にて、大学生時代特有の勢いのみで購入。chet atkinsのことも知らず、「このギターカッケー！！」というだけで買ったものだから、店員さんが微妙に売り惜しんでたのを記憶しています(笑)。

ただ、当時バンドはやっていたものの、メロコアやガレージみたいのをやっていたこともあり、当然使いこなせず、大して活躍することもなくあっさりお蔵入りに。その後順調にオッサンになり、急に思い立って10年ぶりにハードケースから出してみると、やはり機嫌が悪い様子。

メンテナンスに出してみると、ピックアップ不良とのことで、リアを498Tに交換。運良くこれが非常に当たりで、セミアコの旨みを残したまま、良い感じに歪みにも応えてくれます。当時感じていた歪みの物足りなさは感じず、メタル以外だっら何でも使えそうな、守備範囲の広いギターになりました。

やはりgibsonのセミアコといえば、ES-335が有名だと思うので、使っている人をあまり見かけないのもポイントです。そしてchet atkinsはGretschのイメージが強いので、若干日の目を見ないところもポイントです。(笑)

エレキギターが持つ、弾いていて心地良い音を出してくれる、今では素敵な相棒になりました。学生時代の自分にありがとうと言いたいです！




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メロコアをやっている大学生がこのギターを衝動買い…って、後の相棒になることを本能で嗅ぎつけたのでしょうか。これも不思議な縁と言うか出会いですよね。実際、音楽ジャンルなんて使い方ひとつで簡単に飛び越えてしまうのが楽器のもつ力ですし、弾き手によってどんな音楽にも対応してくれるのが楽器の凄さ。お気に入りであればこそ、無敵です。（JMN統括編集長 烏丸）


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