天童よしみ、2日間で全く違う顔を見せたステージ

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天童よしみが7月11日に東京・コットンクラブでソロコンサート、7月14日に東京・日本青年館でミュージカルイベントに参加し、2日間で全く違う顔を見せる千変万化のエンターテイナーぶりを見せつけた。

◆ステージ写真

7月14日に開催された<Musical Variety 京都・巴里・東京 三都物語 ~装束サマー​フェスティバル~>は、日本伝統の装束と多彩な出演者のパフォーマンスで観客を魅了する趣向。シャンソン界からクミコ、ミュージカル界から土居裕子、俳優・歌手としても活躍する岡田浩暉ら様々なジャンルのトップアーティストが、本物の平安衣装、時代装束を身にまとって次々に登場した。


天童よしみは特注のきらびやかな十二単姿で登場し、その衣装の豪華さで観客を驚かせ、さらには歌唱力で存在感を示して、ステージ上の夏祭りを盛り上げた。

一方、このわずか3日前に開催されたジャズの老舗・東京コットンクラブのライブでは、まったく違う天童よしみで登場。4月に発売されたアルバム『Buddy(バディ) ~素晴らしき相棒~』の世界観にもつながる、いつものコンサートとは一味違うステージで昼夜2回公演満員の観客を楽しませた。

腕利きのミュージシャンと共に、ハードロックばりにギターが唸るヒット曲「珍島物語」ロックバージョンや、ニューアルバムにも参加した愛弟子・おおい大輔とのデュエットなど、自身の代表曲もジャズやポップスの要素を取り入れた斬新なアレンジで披露。ジャンルを飛び越えたパワフルで濃密なステージを繰り広げた。


大御所演歌歌手のイメージを裏切るように、ビジュアルも音楽も振り幅広く、まさに千変万化の表現活動こそ自身の真骨頂と語る天童よしみ。ジャンルに拘らずエンターテイナーとして発信していく姿勢は、自身初のネットサイン会の実施や、配信イベントの積極的な実施、最新アルバムでの武田真治、Matt、大阪桐蔭高校吹奏楽部とのコラボレーションなどでも体現してきた。

「2日間とも形は違いますが、この状況下でたくさんの人々と力を合わせて作り上げたステージに立てたことにただただ感謝、そしてお客様からは勇気をもらいました。50周年を迎える来年、できるだけ高く飛び上がるためには今から助走が必要ですから、こんな状況下でもできることは何でもトライしたいんです! 今からじっとしていられないんです!!」と、今はまだ見えないコロナ禍の出口のむこうにひかえる歌手生活50周年に向けて、ありあまるエネルギーの爆発を約束した。


■リリース情報

ニューアルバム『Buddy(バディ) ~素晴らしき相棒~』
2021年4月21日(水)リリース
TECE-3634/¥2,500(税込)
[収録曲]M3・M7のみ新曲 
1.道頓堀(とんぼり)人情(ニュー・バージョン)
作詞:若山かほる/作曲:山田年秋/編曲:佐藤 準
2.大阪恋時雨 feat.Matt(Piano:Matt)
作詞・作曲:半﨑美子/編曲:大貫祐一郎
3.涙の破片(かけら)(デュエット:おおい大輔)
作詞:森田いづみ/作曲:浅野佑悠輝/編曲:新屋 豊
4.花筏-Hanaikada-<Remix>
作詞:音羽志保/作曲:羽場仁志/編曲:若草 恵
5.あんたの花道(指揮:梅田隆司/演奏:大阪桐蔭高校吹奏楽部)
作詞:木下龍太郎/作曲:安藤実親/編曲:郷間幹男(吹奏楽)
6.美しい昔 2021
作詞・作曲:SON TRINH CONG(訳詞:高階 真)/編曲:村上 聖
7.広い地球のかたすみで(Guest Sax Player 武田真治)
作詞:水木れいじ/作曲:杉本眞人/編曲:猪股義周
8.あれから(AI美空ひばり)
作詞:秋元 康/作曲:佐藤嘉風/編曲:猪股義周
9.珍島(チンド)物語(ピアノバージョン)<Remix>
作詞・作曲:中山大三郎/編曲:若草 恵
10.梅いちりん<Remix>
作詞:小林和子/作・編曲:漆戸 啓
11.なめとんか(やしきたかじん)
作詞・作曲:鹿 紋太郎/編曲:大貫祐一郎
12.歌は、わたしの人生<Remix>
作詞:たか たかし/作・編曲:馬飼野俊一

◆天童よしみ テイチクエンタテインメント オフィシャルサイト
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