ジョン・ライドン、セックス・ピストルズの楽曲使用をめぐる裁判で供述

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ジョン・ライドン(ジョニー・ロットン)が、水曜日(7月21日)、セックス・ピストルズの新作ドラマにおける彼らの楽曲使用をめぐり元バンド・メイトたちから提訴された件で、ロンドンの裁判所で開かれた審問に出席し、証言した。

ドラマ『Pistol』は、ギタリストのスティーヴ・ジョーンズの自叙伝『Lonely Boy: Tales from a Sex Pistol』をもとに制作され、ジョーンズとドラマーのポール・クックは、セックス・ピストルズのメンバーたちはライセンスの依頼は多数決原理に基づき決定できるとの契約を1998年に交わしているが故、ドラマの中で楽曲が使用できると考えているが、ライドンは彼の同意なくして使用できないと主張しているため、訴訟となった。

ライドンは審問で、「自分はこのバンド、その評判、品質管理を大いに気にかけており、傷や危害が与えられると思ったときには、これからも常に言いたいことを言う。我々の中の1人でも不当に扱うものには何であれ関与したくない。このバンドの本質と目的を壊すことになる」と、バンドの中心メンバーだった自身の立場を説明し、BBCによると、「だから、あの契約書は理解できない。署名したことを覚えていない」と話したという。

ライドンいわく、これまでセックス・ピストルズ関連の事業に関しては全員同意のもと進められており、この契約が適用されたことはなかったそうだ。契約や裁判について、「罠か監獄のよう」「奴隷労働じみている」と発言し、ジョーンズとクックの弁護士から、そう言及するのは契約を署名したことを深く後悔している表れだと指摘された。

ジョーンズ側は先に否定しているが、ライドンの弁護士は、ドラマでは敵意を持ち、実際より悪くライドンが描かれていると主張しており、ライドンは「無関心である他人に自分達の歴史を書き換えさせることはできない。これは自分の人生であり自分の歴史だ。愚かなことに使われるためにこれらの曲を作ったわけじゃない」とも話した。

ドラマ『Pistol』はダニー・ボイルが監督し、すでに撮影が始まっており、3月、俳優によるアーティスト写真が公開されていた。2022年の放送が予定されている。

Ako Suzuki
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