元スリップノットのジョーイ・ジョーディソンが死去
スリップノットのオリジナル・メンバーの1人だったドラマーのジョーイ・ジョーディソンが、7月26日(月曜日)、46歳の若さで亡くなった。
◆ジョーイ・ジョーディソン画像
『TMZ』などによると、死因は明かされていないが、睡眠中に息を引き取ったと、家族から声明が出たという。「ジョーイの死は、私たちに虚無感と筆舌に尽くし難い悲しみを残していきました。ジョーイを知っていた方々は、彼の機転、優しい性格、大きな大きな心、そして家族や音楽への愛を記憶に留めることでしょう」
家族は今後、密葬を予定しており、この困難な時期、プライバシーを尊重してくれるようお願いしている。
ジョーディソンは、1995年にショーン・クラハン、ポール・グレイらが結成したバンドThe Pale Onesに加入。バンドは同年末、改名し、スリップノットが誕生した。中心メンバーの1人だったジョーディソンだが、2013年終わり、個人的な理由により脱退したとバンド側から告知された。ジョーディソンはこれに対し、解雇されたと元バンド・メイトたちを非難していた時期もあった。
脱退後はScar the Martyr、Vimic、Sinsaenumなどのバンドで活動し、2016年には『Metal Hammer』誌が開催するアワーズでゴールデン・ゴッズ賞を受賞した。
健康面の問題では、2016年、その6年前に横断性脊髄炎の症状が出始めたが、克服したと明かしていた。
スリップノットはジョーディソンの訃報が流れた後、黒い画面をTwitterに投稿している。
Ako Suzuki