【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「MIDI」

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“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第11回のお題は「MIDI」です。

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Musical Instrument Digital Interfaceの略。機種ごとに規格の異なる電子楽器同士を接続するための世界共通規格で、日米6メーカーの合意により、1981年に策定された。

電子楽器の演奏情報となる音の高さ、大きさ、長さ、音色、演奏効果などを数値化し、デジタル信号で伝達することで、機種を問わずMIDI対応の楽器であれば、MIDI規格に則って制作されたデータを再生・保存することができる。例えば、ケーブルで接続することで、2台のキーボードを同期させて演奏したり、楽器の演奏をコンピュータ上で録音・再生したり、その逆にPCなどで制作したMIDIデータを電子楽器で再生したりすることもできる。

また、MIDIは、数値化されたデータのため、編集も可能。演奏を間違えた箇所を修正したり、テンポや音色を変えたりできるだけでなく、DTMと呼ばれるコンピュータを使った音楽制作でも古くから活用され、その発展に大きく寄与した。

文:竹内伸一



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