レゲエ/ダブ界のレジェンド、リー・スクラッチ・ペリーが85歳で死去

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ジャマイカ出身のレゲエ/ダブのレジェンド、リー・スクラッチ・ペリーが、8月29日、ジャマイカ、ルシアにある病院で亡くなったという。死因はまだ明かされていない。85歳だった。

◆リー・スクラッチ・ペリー画像

50年代後半にコクソン・ドッドの下で働き始めたペリーは、その後ジョー・ギブスのレーベルを経て、1968年にアップセッター・レコーズを設立。「People Funny Boy」「Run For Cover」などがヒットし、後にレゲエのパイオニアの1人とリスペクトされることになる。

ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ、ヘプトーンズ、マックス・ロメオなどの作品をプロデュースした上、ダブの発展にも貢献した。

80歳を過ぎても現役で、つい最近まで作品を制作、リリースし続けてきた。

レジェンドの訃報に、ジャマイカのアンドリュー・マイケル・ホルネス首相は、「親しみを込め、リー・スクラッチ・ペリーとして知られた伝説のレコード・プロデューサー/シンガー、レインフォード・ヒュー・ペリーOD(*勲章受章者)の家族、友人、ファンたちへ心からお悔やみを」「ペリーは70年代のダブ・ミュージックの発展におけるパイオニアだった」「音楽コミュニティへのペリーの偉大な貢献はこの先ずっと忘れられることはない」と追悼の言葉を上げている。



Ako Suzuki
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