【インタビュー】有馬爽人、恋愛に積極的な主人公を見事に演じた新曲「This Mad Love」

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■めちゃめちゃ行動力がある「This Mad Love」の主人公は、
■幼稚園児くらいピュアで大胆ですね(笑)。


──新曲「This Mad Love」について、歌詞にまつわる質問も2つほどさせていただきたいと思います。まず、 幼少期や10代のころを振り返って、“恋心”を抱いたエピソードをお聞きできればなと。

有馬:僕、初恋は幼稚園のころなんですよ。同じ組の女の子で、お母さん同士も仲がよくて、よく一緒にいて。バレンタインデーにチョコをもらったとき、キュン!ってしちゃったんでしょうね。幼稚園時代、ずーっと好きでした。もう、好きが全開だったと思います(笑)。

──なんとかわいらしい(笑)。

有馬:まだ4、5歳で、恥ずかしいとかっていう気持ちがなくて。「好き!」って、相手にストレートに言えていましたね。10代になってからの恋とは全然違うな、って思います。

──10代になると、相手にどう思われるかと慎重になったり、周りの目を気にしたりもしますものね。

有馬:そうなんですよね。成長するうちに、だんだん自分の気持ちを伝えることに臆病になって、胸の内に閉じ込めるようになって。幼稚園児のころの自分、すごいな、って思いますもん。そう考えると、自分の想いをズバズバ言葉にするし、めちゃめちゃ行動力がある「This Mad Love」の主人公は、幼稚園児くらいピュアで大胆ですね(笑)。

▲/有馬爽人「This Mad Love」

──「This Mad Love」の主人公と幼稚園児が、まさかイコールで結ばれるとは(笑)。では、歌詞にちなんだ質問をもうひとつ。最近“ハマって”いることを教えてください。

有馬:いろいろあるんですけど、まず挙げるとしたらゲームですね。

──どんなゲームがお好きなのですか?

有馬:最近ハマっているのは、APEXですね。めちゃめちゃ臨場感があって、一度始めると熱中しちゃいます。あとは……ひじきですかね。

──よく煮物にしていただく、ひじきですか。

有馬:そうです。

──古くから「ひじきを食べると長生きする」と言われていますが、20歳にしては渋めな好みな気が……。

有馬:友だちに、よく「中身がおじさん」って言われます(笑)。

──音楽面だけではなく、そんなギャップもあったなんて(笑)。

有馬:おじいちゃんおばあちゃん子だったからか、小さいころから昔ながらの家庭料理、和食が好きで、中でもひじきは大好物なんですよ。1年半前くらいに上京してひとり暮らしをしているんですけど、よくスーパーでひじき煮を買って、今日はこのひじきを使ってなにを作ろうかな?って考えています。

──ひじきの煮物をただ買ってくるだけではなく、アレンジするわけですか。

有馬:炊き込みご飯にしたり、玉子焼きに混ぜたり、いろいろ楽しめるんですよ。ひじき沼からは、これからも“ハマって”抜け出せない気がします(笑)。

──身体によさそうなのでぜひ続けてください(笑)。さて、ソロでのアーティスト活動、舞台『ギヴン』出演に加え、ダンス&ボーカル&ギターユニット「WHiSANT(フィザント)」への参加も発表されました。同時進行で複数のプロジェクトに携わるにあたり、モードや気持ちをどう切り替えているのでしょうか。

有馬:たとえば、『ギヴン』の音楽練習に向かうときには劇中バンドの曲を聴きながら移動して、有馬爽人として現場に向かうときには「colorless」や「This Mad Love」を聴いて。「This Mad Love」を聴いているときの僕は、周りから見たら引くくらいノっていると思います(笑)。でも、そうやって世界に入り込んでいくと、自然とモードが切り替わるんですよ。同時進行で複数のプロジェクトに携わるのは、もちろん生半可な気持ちではできないですけど、忙しい中でもポジティブマインドで臨むようにしています。どういうときであれ場であれ、自分を表現するのは、楽しいし、好きだし。

──好きこそ物の上手なれ、ですね。

有馬:楽しいし好きだからいろいろな挑戦をしたくなるし、経験したらしただけ、自分の引き出しも増えていくのかなって。それができるということへの感謝を忘れずに、ひとつひとつのお仕事、1日1日を大事にしていきたいです。

──なにしろ、「colorless」に続く「This Mad Love」で、有馬さんへの期待感がますます高まっております。

有馬:これから発表していく1曲1曲に個性を持たせていきたいし、世界中の人々に聴いていただくために、英語やほかの言語でも歌えるようになりたいな、と思っておりまして。全然違うジャンルに挑むこともあるかもしれないし、ひじきの歌ができるかもしれないし……。

──ひじきへの愛があふれたナンバー、興味あります(笑)。

有馬:ひじきソング、もしかしたら生まれるかもしれないです(笑)。ここ最近おうち時間がまた増えたことで、映画や配信作品をよりいっそう観るようになりまして。主人公が家族のために闘う『スイートガール』に触発されて、家族愛をいつか歌で表現できたらいいな、と思っていたりもします。日々目にするもの、耳にするものからたくさん刺激を受けて、吸収して、みなさんの日々が少しでも明るく、楽しくなるような、みなさんの心の支えになるような歌を、届けていきたいです。

取材・文◎杉江優花

2ndデジタルシングル「This Mad Love」

2021年8月25日(水)配信スタート
Music : Yonth
Lyrics : Yonth, 有馬爽人
Arrange : Yonth, SHIZUKA (Bass)
Uni Music Records

舞台『ギヴン』

【京都公演】
2021年11月20日(土)〜23日(火) 京都劇場

【東京公演】
2021年11月27日(土)〜30日(火) シアター1010

出演:有馬爽人 澁木 稜 須永風汰 川上将大/山﨑晶吾 他

原作:『ギヴン』キヅナツキ(新書館「シェリプラス」連載中)
演出:松崎史也
脚本:綾奈ゆにこ

主催・制作:トライフルエンターテインメント
監修:ギヴン製作委員会

舞台HP:https://given-stage.com/

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