アイアン・メイデンのニコ・マクブレイン「僕のロックの神はリンゴ・スター」

ツイート

アイアン・メイデンのドラマー、ニコ・マクブレインにとっての“ロックの神”は、リンゴ・スターだという。

英国BBCラジオ2の番組『The Rock Show with Johnnie Walker』にゲスト出演したマクブレインは“ロック・ゴッド”について語るコーナーで、「僕はリンゴを選ぶ。なぜなら、自分の音楽のジャンルにおいて、僕に本当に影響を与えた最初のドラマーが彼だからだ」と答えた。

「僕はジョー・モレロ(デイヴ・ブルーベック・カルテットのドラマー)の演奏を耳にし、デイヴ・ブルーベックを聴き始めた。でも、リンゴが僕の最初のヒーローだった。実際、12歳の時、11歳だったな、自分の部屋にリンゴのポスターを貼っていた。ハイハット越しにドラムセットの左側を見ている彼(のポスター)だった。僕は毎晩寝る前に“この人だ。僕がなりたいのは彼みたいな人だ”って考えてた。僕のドラム・キャリアの発端は彼だ。3年前、彼がここ、フォートローダーデールでプレイしたとき、会うことができた。長い時を経て、ようやくヒーローに会えたんだよ」

マクブレインは以前、「ジョー・モレロを見た瞬間、“僕はドラマーになる。世界一のドラマーになってやる”って父に言ったんだ。でも、僕はジャズには進まなかった。11歳のとき、ザ・ビートルズが現れた。それで、“すげえ! 僕はリンゴ・スターになりたい”って思ったんだ」と話していた。その後は、リンゴをはじめ、チャーリー・ワッツ、キース・ムーン、ジョン・ボーナムに影響を受けたそうだ。

4月にフロントマンのブルース・ディッキンソンが『The Rock Show with Johnnie Walker』にゲスト出演したときには、彼の“ロック・ゴッド”にディープ・パープルのイアン・ギランを挙げていた。

Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報