【俺の楽器・私の愛機】437「女房より長い50年の付き合い」

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【カワセBilly・Martin 45-V】(宇治市木幡 東山 六峰 69歳)


20歳の頃、大学は京都なのになぜか名古屋でバンド活動。五つの赤い風船の曲調を模索した男5人編成で、オリジナル曲中心のバンドでした。私はバンドの中でアコギを持っていなくて、コーラスや何故かマンドリンやバイブを担当し、某楽器店のイベントやポプコンなどに出てました。その頃、バンドメンバー2人が持っていたカワセのマスターをよく借りて弾いていたんですが結構、お気に入りでした。そしてなけなしのバイト代をつぎ込んで東京は神田へ向いカワセ楽器へ。予算的にマスターは無理だったので弟分のBillyを勧められ、このメイプルのギルドジャンボモデルを初めて手にしたのです。

しかしバンド活動も2年ほどで解散し、何人かはプロの道へ進みましたが、私はそんな自信もなくて京都へ戻り、またバイトをしつつ普通の学生に。その頃付き合っていたのが今の女房ですが、下宿生活に困窮して、思い余ってこのBilly君を質屋へ入れたことも。それを知った彼女がさあ大変と即効、引き取りに行ってくれたことを思い出します。

現在も究極のおやじアマチュアバンド目指して17年ほどバンド活動しています。楽器も、アコギ12本、フラットマンドリン3本、ベース3本、機材やらも含め、どんどん増えて、客間の和室を占領して嫁に睨まれてます。(笑 バンド活動ではほとんどBilly君の出番は少なくなりましたが、あれから約50年、このBilly君とナンとも長いお付き合いですが、質屋にも入らず(笑、まだ手元にあって元気に鳴っています。



その女房からビッグプレゼントです。仕事リタイアした時の記念に、大阪で開催されたサウンドメッセの会場でMartin-45Vが俺の方を見つめてるみたいやと話したら、買っていいよ!と快諾。嬉しかったですね、その時既にHD-28Vも持ってたのですが、憧れのD-45Vのプレゼント、やっと手にした時の気持ちはナンとも言えない感激で、女房に感謝しかないですね。今はよくバンド活動やライブでよく鳴って働いてくれてます。あと何年バンド活動が続けられるか、あと何年弾けるか分かりませんが、敢えてそんなことは考えずに、それぞれの思い出がたくさん詰まっている愛機と共に楽しんでいきたいと思います。(※長文で失礼しました)



   ◆   ◆   ◆

人生の多くを歩んできた楽器のストーリーっていいですね。カワセ楽器のBilly自体もレアですが、まつわる思い出自体がかけがえのない財産でしょう。Billyも45VもHD-28Vも、どれもロングサドルってのがツボ。そうじゃないと、ね。(JMN統括編集長 烏丸)

★皆さんの楽器を紹介させてください

「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。

(1)投稿タイトル
 (例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
 (例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
 (例)トラヴィス・ビーン TB-1000
 (例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
 (例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
 (例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
 ※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
 ※最大5枚まで

●応募フォーム:https://forms.gle/XX72yo6Ph3BwqQHE9

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