【ライブレポート】松原健之、ゆかりある各地で歌声を披露する全国ツアーがスタート

松原健之が9月12日、東京・光が丘IMAホールにて全国ツアーのスタートとなるコンサートを開催した。

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全国10か所・のべ13回に及ぶ今回の全国ツアーでは、自身の故郷・静岡や、デビュー曲「金沢望郷歌」での縁も深い金沢、ラジオレギュラー番組などを通じて“雪歌の貴公子”の名声を高めた北海道など、コロナ禍で訪ねることのできなかったゆかりのある各地で、久々にその生の歌声を披露することとなる。

特に本ツアーでは、感染症対策を万全にとり、「安心・安全を第一に、僕自身も定期的に検査を受けるなど開催に向けての準備を続けて来ました。ようやく皆さんと会える日を迎えられたことに感謝しています」と、ツアー実現の喜びを語った。

コンサートは15周年記念曲「悲しみのニューヨーク」で幕を開け、「みちのく ふゆほたる」「雪」など、その透明感あふれる歌声を印象付けた代表曲の数々を披露、ヒット曲「金沢望郷歌」ではギターの弾き語りで会場を魅了した。また、ツアー各地にちなんだご当地ソングコーナーを設けるなど、会場ごとの楽曲も用意しているといい、この日も東京にちなんだカバー曲で楽しませる趣向もあった。


この日のライブのクライマックスは、9月29日発売となる新曲「風のブーケ」。「松原健之 feat. 植村あかり（Juice=Juice）＆ 川村文乃（アンジュルム）＆ 小片リサ」名義での発売となる今作は、その名の通り、Juice＝Juiceから植村あかり、アンジュルムから川村文乃、そして小片リサという3名のアイドルが参加した爽やかなボーカルカルテットが印象的な楽曲。

ステージでは今作の作曲を担当した中島卓偉からのメッセージも紹介され、「3人の若々しい歌声と中島卓偉のメロディーで、まさに松原健之の歌世界に新しい息吹を吹き込んだ感じ。どこか懐かしくて広大な風景が広がる、色褪せることのない楽曲になりました」と語る。

今回のコンサートへの3人の参加は叶わなかったが、今後ネットサイン会やテレビ出演などでの3人それぞれとの共演も予定されており、「3人の心強い追い風を受けて順風満帆のスタートを切ることができました。もっともっと高く舞い上がれるよう頑張ります」と、ツアーの成功と新曲ヒットに向けての抱負を語った。