【連載】フラチナリズムの労働to武道館vol.52「なんてこったい!!!??」

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▲ライブもやってますよー!

労働to武道館フラチナリズムの労働to武道館
~売れてないバンド界イチ売れてるバンドが武道館を目指す話~

なんてこったい!!!??
大変申し訳ありません。
7月と8月の更新を怠ってしまいました。
これは全て、私の記憶力の無さの責任でございます。
連載コラムをやらせてもらって4年強になりますが、こんなことは初めてです。
また今月から毎月皆さんに活動報告を届けるべく書き契りますので、よろしくお願いいたします。
BARKSさん!今度飯おごります!!!!w
そして読者の皆さん!今度飯おごってください!!!!w
謝罪の男、フラチナリズムボーカルモリナオフミです。よろしくお願いします。

さて、この2か月何をしていたか?この話題を話さざるを得ない(元々そういうコラム)状況です。
フラチナリズムの7月8月はありがたいことにありとあらゆるプロジェクトでありがたいことに忙しく過ごさせて頂いておりました。
ここ最近はスタッフワークも自分たちでやっていく方針になっていましたので到底バンドマンとは思えない、事務作業や事務作業や事務作業もやりつつ、それでいて楽曲提供やバンドマンらしいお仕事もやらせてもらいつつ、テレビの収録や、子供向け番組のMCなど、本当に一体何の人なのかわからない活動もさせて頂き、もうとにかく頭がこんがらがりそうな毎日を過ごしていました。
夏の暑さのせいで頭がおかしくなったわけではありません。(そう信じたい)
きっと忙しかったんだ!そうだ!そうしよう!そう思い込むしかないじゃないか!!!
母さんそんなこと言ったってしょうがないじゃないくぁ?(えなり)
・・・・・
すみません。取り乱しました。
2か月もコラムを書いてなかった事実で気が動転してました。
あまりにも長く続いているこの世間の情勢に少し頭がおかしくなってしまっていました。
そんな情勢の中でも確かな光明を見出した企画をいくつか紹介させて頂きます。
お付き合いどうぞよろしくお願いいたします。


プロジェクト成功例
まず6月から始めたのが
■SANBAKAプロジェクト
このプロジェクトは、フラチナリズム、田中聖、けいたろうの3組で一つのバンドを組む。
というプロジェクトであり、元々はコラボだらけのライブをこの3組でやらないか?という志向で始まった企画である。
しかしながら普通にコラボだらけのライブをやったとて、単発で終わってしまうし、広がりも無いであろうということで、これはもう一つの新バンドSANBAKAとしてデビューしてやってみよう!
という感じになりました。

その企画会議の模様から全て生配信で誰もが見れるようにして、ファンの方の意見も取り入れつつ、ここで見てくれた視聴者様を、単純な『顧客』として捉えるのではなく、『イベントに関わってくれた方』にすることで、イベントの注目度を上げるという事に注力しました。
その結果、3公演開催しましたが全てソールドアウト、グッズもソールドアウト。
という状況を作り出すことに成功しました。
企画会議を見ていた約300人の方が当事者になるので、初動でソールドアウトになる破壊力を生むことが出来たわけです。
昨今、普通の対バンライブではなかなか作り出すのが難しいのを『見せ方』と『言い方』で
うまいこと作り上げた企画となりました。もちろんライブもめちゃくちゃ楽しかったです。
そして各々のアーティストのファンが、他アーティストにも興味を持ち、配信やライブへ
足を運ぶようになった事も、副産物でありますが、財産になったことは間違いないでしょう。

■オンラインくじ祭り
8月に開催した、オンラインくじ企画『フラチナサマージャンボ』
単価を1000円から2000円に上げ、賞品もラグジュアリーなイメージにしてやってみたところ、売上額は過去最高を記録しました。
それでいて、やり過ぎているほどのサービスをするという持ち前のサービス根性も残しつつ、
メンバー4人、スタッフ2人で、人力で企画→制作→管理→事務作業→くじ引き→梱包作業
この全てを他者を通さずにやることで、極限まで経費をかからないようにし、賞品の原価を上げることと、配信でのくじ引きの方に経費の全てを注ぎ込む方向性でやることでよりラグジュアリーなオンラインくじを演出することに成功しました。
これはファンの方も喜ぶ企画なので是非ともやってみてください。
その代わり管理がめちゃしんどいですw

■学研のキッズフェスでの総合司会
あの!
あの学研さんの!
夏休み子供向け番組の司会にフラチナリズムを任命していただきました!!
これは凄いことですよね?教育×バンドというのはなかなか結びつかないところですから。
しかしながら我々は八王子の食育ソングを作らせてもらって演奏させてもらっています。
八王子市内の小中学校で給食の時間に誰ともわからないおじさんの歌が流れてるわけです。
そして今まで様々な場所で司会業もやってきているという実績を認めて頂き、今回学研キッズフェスという一代イベントの総合司会と食育ソング演奏に起用して頂きました。
ロケにも挑戦させてもらって、当日司会もさせてもらって、本当に貴重な経験でした。
楽しく学ぶことも出来たので、また来年もよろしくお願いしますw




生きられている理由
フラチナリズムクラスのバンドがバイトも他の仕事もせずにエンタメだけで生きられている理由は、まずはファンの皆さんの支えや応援があってのことです。
フラチナリズム全体の売り上げの約50%はここに頼りっきりです。本当にありがとうございます。
ただし、この50%だけではバンドを存続していくことは難しく、このクラスだと潰れます。
しかしながら、我々はマルチだった。
残りの売り上げの50%は
・楽曲提供
・MC業
・バックバンド
・ものまね
・企業案件

ざっくり言うと、上記のような『ファンの皆さんの財布に負担をかけない』活動で稼いでいます。
全てファンの皆さんに頼り切りでフラチナリズムクラスの人気だと、皆しんどいです。
マルチという事が、バンドにとってプラスかマイナスなのかは未だにはっきりしないテーマですが、昨今の情勢においては、とてつもなくプラスであったと言わざるを得ません。
世の中のバンドマン全員がこれをやれ!って言っても難しいかもしれませんが、今のご時世の中でファンの方だってしんどいわけですから、このバランス感は必要かもしれません。


まとめ
9月から『フラチナ総決算』と題しまして、フラチナリズムの楽曲をタイプ別に分けたワンマンライブをオンラインとオフラインで開催しています。
これは来る12月のどでかい野望に向けた伏線ですので、是非とも楽しんでください。
先の見えない時代はまだきっと続くと思います。この先に光はあるのでしょうか?
僕は光になりたいと思っています。バンドマンだもの。
読んでくれてありがとうございました。

フラチナリズム モリナオフミ

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