CARTOON、英出身大物プロデューサー“ハウイB”との共作「Locking Systems(HOWIE B REMIX)」リリース

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渋谷のクラブ“SOUND MUSEUM VISION”の人気イベント<EDGE HOUSE>のレジデントDJ として活躍するCARTOONが、自身がDJを務めるラジオ番組発のレーベル“sensor label”から、 英出身大物プロデューサーのハウイBがリミックスを担当した「Locking Systems (HOWIE B REMIX)」 を2021年10月6日(水)にリリースする。

◆CARTOON&HOWIE B 関連画像

コロナ肺炎という生死の淵から復活を遂げたCARTOONの渾身の新曲「Locking Systems」。今回、彼がMCを務めるInterFM897「sensor」からスペシャル・リミックスが届いた。RUSH PRODUCTION!が手がける新プロジェクト「Unclouded Eyes」から、ロンドンからU2やビョークな どのプロデュースで知られるハウイBが参画した本作。ロンドンのスモーキーで、重たいローのサウンドの中からハウイB節ともいえる楽曲後半に向かう壮大で重層的な 展開は、最高の音響空間で楽しんでもらいたいグローバルサウンドと言えるだろう。


アーティスト コメント

新型コロナウイルスにより、世界中が混乱に陥り、自分自身も罹患し生死を彷徨った。しかし、音楽は止まらない。フロアでダンスが出来なくても、世界中のアーティストは励まし合い、素晴らしい音楽を作り続けている。世界は近くなり、世代も国も超えてオンラインで繋がることができた。HOWIEとの出会いは、そんな時代にラジオとネットを通して出会い、産まれた曲だ。HOWIEのREMIXのマスタリングを死の淵から這い出た後聴き、涙するぐらい胸が高鳴り、ダンスした。ありがとう、HOWIE。ーーCARTOON

原曲を送ってもらった時に、ベースライン、ボーカル、全体のサウンドをすぐに気に入ったので、快諾した。この曲なら、サウンド的にも、クラブ的にも、“ハウイBらしさ”を表現したリミックスが作れると思ったからね! 日本に戻って、ライヴをやったり仕事をするのが楽しみになったよ!ーーHOWIE B

InterFM897「sensor」2021年9月16日(木)放送回より

CARTOON 今日は日本の全国放送で、日本と世界の音楽の未来について話しています。私はラジオ番組で話していますが、日本では大規模なパフォーマンスやクラブを開催するには制限があります。あなたの国ではどのような状況ですか? ハウイ?

HOWIE B この2ヶ月間に比べれば、状況は非常に楽になっており、物事は再び動き始めています。クラブは再開されていますし、映画館もオープンしています。しかし、ウイルスの状況が問題です。毎日のように変化しています。この状況は、私たちにもわかりません。”臨機応変に対応すること”が重要だと思ってます。この状況がいつまで続くのかわからないということですね。この3ヶ月間は順調でしたが、感染者数は再び増加しています。だから、あと3、4週間もすれば、またドアが閉まってしまうんじゃないかと思います。みんなにとって大変な時期ですね。フランスでは、先ほど言ったように、人々はこの状況に慣れてきています。難しくまた、悲しいのは、音楽を楽しんでいた頃を思い出してしまうです。私の現在の状況で言うと、私は18ヶ月間クラブに行っていませんでした。だから、私はとても......とても落ち込んでいます。

CARTOON 日本でも同じ状況です。日本でも大きなフェスティバルが大変な状況になっていて、多くのアーティストが出演をキャンセルしています。そして、多くのクラブが災害に見舞われています。

HOWIE B 少しは状況は良くなったと思います。しかし、私が言ったように、それは変わります。毎日、状況が変わります。それはいつでもどこでもです。悲しいことに、私たちは大きな局面を迎えました。これは大きな、私たちにとって新しいことなのです。そういえば、私は2年近く映画館に行っていませんでした。それが新しい世界の一つです。人にとっては、とても難しいことですね。そうですね、それが私の答えです。

CARTOON だから、音楽はもっと人々を元気付ける力があると思います。そして、インターネットやラジオなどたくさんのプラットフォームがあります。だから、あなたに「Locking systems」のRemixを作ってもらえて、とても嬉しいです。そして、もちろん、日本のリスナーもとても喜んでくれているし、興奮しています!今回のリミックスでリスナーに聴いてもらいたい素晴らしいポイントを教えてください。

HOWIE B もちろん。私にとっては リミックスを依頼されたことは、素晴らしいことでした。なぜなら原曲が素晴らしかったからです。だから、僕がリミックスをするときに求めているのは、曲の中で気に入っているものを見つけて、それをさらに輝かせることです。原曲の中で特に気に入ったところは、ベースラインとヴォーカルでした。だから、ボーカルとベースラインを取って、それを中心にリミックスを作りました。そして、私にとってはグルーブ(高揚感)です。このグルーヴは、一時はとても落ち着きます。ただ曲を聴いていると、ただ(曲を)終わらせたいだけなのに、「もう一度聴きたい」と思ってしまうんです。これはあなたのマントラ(合言葉)のようなものです。もし、あなたが知っているなら、それはある種のきっかけのようなもので、私にとっては、それはとても社会的意義を問いかけるような曲です。ただ曲を聴いてもらいたいのではなく、人々と一緒に聴いて踊りたいのです。そうでしょう?それが私の意図するところで、自分自身が踊りたいし、人々を踊らせたいと切に願っています。

CARTOON 先ほどダンスというのは、災害時の世界にとても希望を持てることを伝えました。私もそうなればいいなと思っています。最後の質問ですが、異なる国や民族のアーティストとのオンラインセッションやソングライティングについてどう思われますか?

HOWIE B そうですね、私にとっては、それが音楽の生命線だと思います。私にとっては、他の国の、文化の違う人たちと一緒に仕事をするのはとても楽しいことです。他の人のことを知り、自分のことを知ってもらうための素晴らしい方法ですし、何と言っても”握手”だからですね。それは、音楽というのは美しいものだからです。また、音楽は国際的な言語だからです。日本の音楽を好きになるのに、日本語を話す必要はありません。はい、日本語を理解する必要はないのです。英語の音楽を聴くために、人々は英語さえも理解する必要もありません。それが、音楽の美しいところですね。そう、これ文化の交差だと思います。私にとって、CARTOONと一緒に仕事ができるなんて。このように海外の人と仕事をするのはとても楽しいことです。私はフランスにいます。CARTOONは東京にいて、一緒に美しい曲を作ったんです。それは私のためだとも思っています。それが音楽の美しいところです。扉を開いてくれる。言葉の壁をすべて取り払ってくれるほど音楽はとてもパワフルです。

CARTOON これが世界中の音楽の未来なのですね。ありがとうございます。日本とHOWIEの国を行き来することがより簡単に、より安全になったらお互いの国を行き来して、一緒に曲を制作したり、パーティーをしたりすることを必ずしましょう!
HOWIE B  もちろん!

CARTOON 本日は時間を割いていただきありがとうございました!

HOWIE B いいえ、番組に呼んでくれてこちらこそありがとう!


「Locking Systems(HOWIE B REMIX)」

2021年10月6日(水)
sensor label
収録曲: Locking Systems (HOWIE B REMIX), Locking Systems (Original)
アートディレクション:Kazuya Ito as Toi Whakairo (from Vancouver)

◆ CARTOON オフィシャルサイト
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