デヴィッド・ボウイ、誰も知らない若き日の“ジギー・スターダスト“誕生の物語『スターダスト』本編映像公開

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音楽史にその名を刻む偉大なアイコン“デヴィッド・ボウイ”の若き日の姿と“ジギー・スターダスト”誕生を描いた映画『スターダスト』が2021年10月8日(金)よりTOHOシネマズシャンテほかにて公開。この度、本編映像を解禁した。

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映画『スターダスト』はデヴィッド・ボウイのアルバム『ジギー・スターダスト』(1972)を発表する前年、若き日のデヴィッド・ボウイを描いた“ジギー・スターダスト”誕生の物語。本作は、のちにデヴィッド・ボウイの最も有名な別人格“ジギー・スターダスト”を生み出すきっかけとなった瞬間の舞台裏、キャリアのターニングポイント、それに関わった人たち、そして彼の内面を描く。

この度、ジョニー・フリン演じる若き日のデヴィッド・ボウイのアメリカツアーでの歌唱シーンを映した本編映像が解禁。本作では、「世界を売った男」をリリースした24歳のデヴィッドがイギリスからアメリカへ渡り、初の全米プロモーションツアーに挑む様子が描かれている。しかしビザの手続きに不具合があり、コンサートを実施することができないと聞かされ、雑誌の取材やラジオ出演、小さな会場でのカバー曲のみの弾き語りで全米を巡ることとなる。この度解禁されたのは、ボウイが初めてアメリカのバーで弾き語りライブを行うシーン。しかしアメリカでの知名度に乏しく、ボウイは観客に見向きもされない。これには彼と共にプロモーションツアーを廻るマーキュリー・レコードのパブリシスト、ロン・オバーマンも「参ったな」と頭を抱える。


ジョニー・フリン演じるボウイは「敬愛するバンドの曲を」と弾き語りを始める。実はここで披露される曲は、ジョニー・フリン自身が作曲した「Good Olʼ Jane」というオリジナル楽曲。映画は1971年の設定で、当時のデヴィッド・ボウイはヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ジャック・ブレル、クリーム、ザ・フー、ヤードバーズなどのカバーを多く演奏していた。「当時のデヴィッドはルー・リードの大ファンだった。幾つかの曲もルー・リードを意識して書いている。だから映画のなかでは、ルー・リードになろうとしているデヴィッドになろうとしているジョニーが見られる。だからジョニーが映画で演奏した曲はヴェルヴェット・アンダーグラウンドのような響きがある。」とガブリエル・レンジ監督は語り「彼(デヴィッド)にとってヴェルヴェット・アンダーグラウンドは憧れのバンドだったし、この旅の前から彼らの曲をよくカバーしていた。他にも、ファクトリーでアンディ・ウォーホルに会っている。デヴィッドはこれらの巨大なアメリカ文化を吸収していった。それをこの映画では描いている。」と語っている。アーティストとしても活躍するジョニー・フリンの魅力が詰まったライブシーンとなっている。

『スターダスト』

2021年10月8日(金)より、TOHOシネマズシャンテほか全国公開
監督:ガブリエル・レンジ プロデューサー:ポール・ヴァン・カーター、ニック・タウシグ、マット・コード 脚本:クリストファー・ベル、ガブリエル・レンジ
CAST:ジョニー・フリン/ジェナ・マローン/デレク・モラン/アーロン・プール/マーク・マロン
2020年|イギリス/カナダ|109分|原題:STARDUST|PG12 (C)COPYRIGHT 2019 SALON BOWIE LIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC
提供:カルチュア・パブリッシャーズ/リージェンツ 配給:リージェンツ 宣伝:ビーズインターナショナル

◆『スターダスト』 オフィシャルサイト
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