【ライブレポート】BREAKERZ、ライブハウスツアー<WITH YOU>完遂「ここが一番好きな場所」

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BREAKERZが9月25日、TSUTAYA O-EASTにて2年ぶりのライブハウスツアー<BREAKERZ LIVE TOUR 2021 -WITH YOU->の東京公演を開催した。同東名阪公演は6年ぶりのオリジナルアルバム『WITH YOU』を引っ提げて行われた約2年ぶりのツアーでありであり、一日2部公演としてファンクラブ会員限定イベントも同時に開催された。そのファイナルとなった東京公演の模様はオンラインでも生配信。アルバム収録曲を中心に全18曲が披露されたステージは“WITH BREAKERZ”を実感するアットホームなひとときとなった。

◆BREAKERZ 画像 / 動画

深みのある青が会場を照らす中、色とりどりのペンライトに迎え入れられ、ステージに現れた3人のメンバー。DAIGOがスッと右手を挙げると、アルバムのタイトル曲「WITH YOU」からライブが始まった。昨年、1回目の緊急事態宣言中に生まれたという同曲では、夜明けを待ち望みながら祈るようなDAIGOの歌声が場内に広がっていく。かと思えば、エモーショナルなギターで「Judgment」に繋ぎ、ライブバンド=BREAKERZの生き様を見せつける。観客は声を出せないものの、“叫べ叫べ”という歌詞に呼応して、フロアがリズミカルに波打つ。


「今日は“O I B”。“俺達と 一緒に ブチ上がろうぜー!” 思いっきり、愛を贈り合っていこうぜ!」──DAIGO

このMCが導いたのは、有観客ライブが叶わなかった時期のライブ配信でも、画面越しに変わらぬ愛を曲に乗せて届け続けてきたポップなラブソング「LOVE STAGE」だ。メンバーコールのパートでは、観客のぶんまで力強く叫ぶAKIHIDEとSHINPEI、そして配信コメント欄で盛り上がる視聴者の姿も印象的だった。BREAKERZらしいドラマティックなロックチューン「闇夜に舞う青い鳥」。AKIHIDEのギターソロが妖艶な夜にエスコートしたジャジーな「Blue Moon」。さらに、10年以上にわたってライブを盛り上げるラテン調のダンスチューン「BAMBINO~バンビーノ~」ではライブハウスがダンスフロアに変身。多彩な曲調を見事に乗りこなしながら、メンバーも観客も、今できる最大級の形でBREAKERZの音楽を楽しんだ。

本編中盤には、サポートを務める響(Dr / from摩天楼オペラ)、Matsu(B)を含むメンバー紹介を挟みつつ、レーベルの先輩である倉木麻衣をゲストコーラスに迎えた壮大なバラード「I lost (with Mai Kuraki)」を披露。そして切ない余韻から一転、黄緑色のライトを合図に始まったのは、映画『妖怪人間ベラ』の主題歌「BARABARA」だ。人間に裏切られた妖怪の深い闇を表情豊かなギターで描き出すと、続く「Everlasting Luv」では、DAIGOが“繋いだ手は離さないから”とカメラ越しに手を差し伸べた。観客を前にライブができる感謝を噛みしめながらも、画面の向こうで見守る仲間のことも離さないという強い意思が、必死な表情に滲む。


ツインギターによる大迫力の掛け合いで魅せたインストセッションから、コロナ禍ならではの本音を綴った「UNDER THE MASK」へ。同曲ではメンバーも全員マスクを装着。マスクをしながら高いキーを歌うのはなかなかツラそうだが、サイドステップしながら演奏する姿はコミカルで、シリアスな現状をBREAKERZらしい遊び心で塗り替えていく姿が頼もしい。「CLIMBER × CLIMBER」でも、観客1人ひとりに届けるように、それでいて自分達に言い聞かせるように、“苦しくても逃げちゃダメなんだ”とエールを贈った。

本編後半は「脳内Survivor」や「Miss Mystery」といった人気のアニメタイアップ曲が続く。さらに、コメント欄が“あいらーびゅー”コールで賑わった「絶対! I LOVE YOU」が会場と配信の心を繋ぐ。ラストはライブの定番となっている暴れ曲「BROKEN」を投下。拡声器を通して荒々しく歌うDAIGO。AKIHIDEとSHINPEIもこれに続いた。

「東京~! たまったもんを全部ぶちかましてこいよ~!」──SHINPEI
「東京! 心の声を拳に込めてくれ!いいか!?」──AKIHIDE

この煽りに合わせて、観客には色とりどりのペンライトが勇ましく突き上げられた。


アンコールを求める手拍子に応えて再びステージに登場したメンバーは、2022年7月に15周年を迎えることを述べ、「ここに来てくれているみんな、全国でこの配信を観てくれているみなさんがいてくれるからこその15年でした」と改めて感謝。「ライブがあるから、みんなからすごいパワーをもらって、またそのパワーで頑張っていける。ライブ、大事だったんだね。これからも、俺達の若さを保つためにみんなにライブに来てほしいな」と笑いを誘った。

そして、この15年のうちにパパとなったDAIGOが作詞作曲したミディアムナンバー「I love my daughter」を披露。歌いながらファンへの愛しさが高まったDAIGOは、こう伝えた。

「俺達にとって、ライブは一番やりたいことであり、ここが一番好きな場所です。そして、こうやってみんなと会えること、それが一番好きな時間です。これからもいろんなことがあると思いますけど、“WITH YOU”という言葉の通り、俺達はみんな1人ひとりと、これからの人生を一緒に生きていきたいと本気で思っています」──DAIGO

抑えきれないファンへの愛は「WE ARE」で爆発、曲中には「僕も逢いたかったー!」と絶叫する場面もあった。そんなツアーのラストを飾るのは、アルバムでもラストナンバーとなっている「End Roll」。観客の笑顔を目に焼き付けるように前のめりで演奏すると、「“WITH BREAKERZ”してくれますか!? 一生俺達についてこいよ!」と言い残してツアーの幕を閉じた。

なお、同公演はPIA LIVE STREAMにて生配信が行われた。アーカイブ配信は10月2日(土)23:59まで。さらに、12月には自身初のジャズクラブ(ブルーノート東京)にて、クリスマスライブが開催されることも発表となっている。

撮影◎達川範一

■<BREAKERZ LIVE TOUR 2021 -WITH YOU->9月25日(土)@東京・TSUTAYA O-EAST セットリスト

01. WITH YOU
02. Judgment
03. LOVE STAGE
04. 闇夜に舞う青い鳥
05. Blue Moon
06. BAMBINO ~バンビーノ~
07. I lost(with Mai Kuraki)
08. BARABARA
09. Everlasting Luv
~インストセッション~
10. UNDER THE MASK
11. CLIMBER×CLIMBER
12. 脳内Survivor
13. Miss Mystery
14. 絶対! I LOVE YOU
15. BROKEN
encore
en1. I love my daughter
en2. WE ARE
en3. End Roll

■<BREAKERZ LIVE TOUR 2021 -WITH YOU->アーカイブ配信

9月25日(土) 東京・TSUTAYA O-EAST
アーカイブ配信:10/2(土)23:59まで
▼配信チケット
チケット料金:¥4,000(税込)
配信サービス:PIA LIVE STREAM
販売期間:10/2(土)20:59まで
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2183681

■<BREAKERZ X’mas Show 2021>

2021年12月17日(金) ブルーノート東京
※詳細は後日お知らせいたします。
※詳細の発表まで会場へのお問い合わせはご遠慮ください。


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