木村拓哉、2ndアルバム『Next Destination』発売決定。山下達郎作曲x真島昌利作詞曲を収録

木村拓哉が、2022年1月19日に2ndアルバム『Next Destination』を発売することが発表された。

2020年に初のオリジナルアルバムを発売、さらにワンマンライブも開催しアーティスト活動を本格始動した木村拓哉。前作から約2年ぶりにリリースされる今回のアルバムのタイトルは、木村自身の想いがこめられているようだ。新型コロナウィルスにより世の中が混乱の渦に苛まれた2年間だったが、木村自身、「Smile Up ! Project」を通して「〜AITSUコンセプトムービー」の作成や、Instagramでの定期的な発信を行なってきた。2022年はきっと新しい時代に変わるスタートを切れる年になると信じて、Next Destination（次の目的地）へみんなで希望を持って向かおう、といった意味が込められているということだ。

また、アルバムに山下達郎作曲x真島昌利（ザ・クロマニヨンズ）作詞による楽曲「MOJO DRIVE」が収録されることも発表された。山下からのアルバムへの楽曲提供の話は、前作のアルバムリリース時にさかのぼり、木村のワンマンライブ東京公演に山下が来場し終演後に本人同士で会話をした際に、山下から「木村くんはバリトンヴォイスで歌ったほうがより色気のある歌になるよ！」とアドバイスがあったという。そして同年夏頃に山下へ楽曲提供をお願いすると山下は快諾し、また山下側から、楽曲制作の中で真島の起用が提案されたそうだ。そこから水面下でアルバム制作が始まったという。

▲山下達郎

▲真島昌利

なお、レコーディング時には、山下自らが木村の歌のディレクションも行いながら進行したということ。ボーカルレコーディングも終わり、別日にコーラスを入れる作業を山下、真島の二人で行なっている時に、たまたま仕事が早く終わった木村が、コーラス録りをしていることをスタッフから聞きつけるとサプライズでスタジオに登場。ここで初めて真島とも直接会うことができたそうだ。歓迎ムードの中、今度は山下から「せっかくきたからコーラス、木村くん一緒に入れよう」と提案され、急遽3人でブースに入りコーラス録りを実施。また、この曲以外にも山下、真島コンビからは、さらにもう1曲提供されることも下記の山下のコメントで明らかになっている。その楽曲に関しては後日発表される。

タイトルの「MOJO」の由来は、「物や人にもともと備わっている力」転じて「パワー・生命力」といった神秘的で多面性のあるこの言葉の魅力から、木村自身がもともと持っている生命力やパワー、内面から溢れ出るオーラのようなものを表現するために真島がタイトルを考えたということだ。本日より公開されたメイキングビデオの一部では、木村の撮影前の等身大の姿や、久しぶりに全力で歌唱する姿を見ることができる。

　　◆　　◆　　◆

【木村拓哉コメント】
次の目的地へ一歩を踏み出そう！

初のオリジナルアルバムリリースから2年近く。コロナ禍という思いがけない状況の中、自分ができることは何かを考え続けてきた日々でした。そして〝今、どんな覚悟が必要なのか〟を自分自身に改めて問い掛け、スタッフとも話し合う中で、新しいアルバム制作に向けて始動したいと思い始めました。
周囲を見渡してみると、感染防止対策のための制限がある中で思うように動くことができず、それでも新たな方向性を模索しているアーティストの方々の姿がとても印象的でした。その前向きなパワーに感動をもらうのと同時に沸き起こってきたのは、〝以前のような形に戻ったら…と願うより、今はとにかく次の目的地に向かって新たな一歩を踏み出そう〟という思いです。
タイトルの『Next Destination』（次の目的地）には、そんな僕自身の気持ちと決意を込めています。

このアルバムを引っ提げ、今、可能な方法を見つけて、できれば楽しく騒げるライブも実現させたいと思っています。

行くしかないっしょ！
次の目的地を一緒に目指しましょう。

　　◆　　◆　　◆

【山下達郎コメント】
木村くんとは25年以上の長いお付き合いですが、実は私、彼のスッピンの歌声をほとんど聞いたことがありませんでした。初ソロ・ライブにて、意外にもバリトン・ヴォイスであることが判明。好きな音楽がオルタナ系、ハード・ロック系なことは、かねてより聞き及んでおりましたので、それならこんな曲はいかがかと思い、書き上げた２曲。オジさんリズム・セクションが総がかりで取り組みました。真島昌利さん（ザ・クロマニヨンズ）の歌詞にもご注目を。今までにない木村くんの新境地が引き出せたと思います。

　　◆　　◆　　◆

【真島昌利（ザ・クロマニヨンズ）コメント】
「魂のエンジン全開！
今夜、アロコス辺りへMOJO DRIVE！
ぶっ飛ばしていこうぜ、ロックンロール！」

　　◆　　◆　　◆

また、このアルバムのために様々な情報をアップする特設サイトもオープン。最新情報をいち早く確認できるサイトのため、ファンはこちらもチェックして欲しい。本作品に関するさらなる情報は、後日発表される予定だ。