メタリカ「ヴォーカリストの第一希望はジョン・ブッシュだった」

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Photo by Anton Corbijn

メタリカは、バンド初期、どうしてもリード・ヴォーカリストとして迎えたい人物がいたそうだ。それは、アーマード・セイントのフロントマン、ジョン・ブッシュだったという。

◆メタリカ画像

ジェイムズ・ヘットフィールドは、SiriusXMラジオのメタリカの期間限定チャンネル『Mandatory Metallica』でバンド初期について語る中、こんなエピソードを明かした。「初期の思い出の多くが、アーマード・セイントというLAのバンドと関連している。80年代初めに俺らがスタートしたときの仲間だ。当然、俺らはジョン・ブッシュのことをよく知るようになり、俺ら、本当に本当に懸命に、彼をこのバンドのシンガーに迎えようとしたんだ」

しかし、「彼はアーマード・セイントのブラザー達とやっていることを愛していたし、身を捧げていた」ため叶わなかったが、「俺ら、それを当然リスペクトしている」という。両バンドは80年代初め、ツアーを一緒に行なうなどしており、ヘットフィールドは「俺ら、毎晩、彼らのパフォーマンスを聴き、毎回気に入ってた」と、アーマード・セイントへの敬意を表した。


ジョン・ブッシュは90年代初め、アンスラックスに加入し、アーマード・セイントは解散するが、その後、再結成し、彼は現在もアーマード・セイントで活動している。

Ako Suzuki
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