橋本絵莉子、チャットモンチー完結後のソロ初作品完成「やっぱりバンドは、音楽は、いいなと思いました」

橋本絵莉子が38歳の誕生日を迎えた本日10月17日、1stフルアルバム『日記を燃やして』を2021年12月8日(水)にリリースすることを発表した。

◆橋本絵莉子 動画 / 画像

2018年7月にチャットモンチーを完結して以後、ゲストボーカルや弾き語りでイベントに出演しつつ、通信販売でグッズ付きデモ音源CDシリーズを数量限定で発売する形でのみ新曲を発表していた橋本だが、本作は遂にリリースされるソロ初作品となる。アルバムタイトル『日記を燃やして』は、過去を捨て去るような意味ではなく、日記に綴られた生活の中での出来事や感じたことを燃料にアルバムを作ったことを表している。まさにページをめくりながら日記を見ている感覚になる楽曲が多数収録された。

注目のレコーディング参加ミュージシャンは、曽根巧(G)、村田シゲ(B)、恒岡章(Dr)という布陣。自分以外のギターを楽曲に入れるのは橋本にとって初体験だったが、Superflyなど多くのアーティストのライブやレコーディングに参加している曽根巧とのツインギターに期待が高まるところ。そして、2021年公開の映画『海辺の金魚』の主題歌「あ、そ、か」の制作に続き、多くのアーティストのサポートや□□□としての活動でも知られる村田シゲと、近年では様々なアーティストのサポートも務めるHi-STANDARDの恒岡章による音楽ユニット“summertime“がリズム隊を務めている。


この発表に伴ってアルバム収録曲より「今日がインフィニティ」のミュージックビデオが公開となった。本作収録楽曲の中では一番最後に作られた楽曲であり、レコーディング期間中の橋本の心情が反映されているという。タイトルの“インフィニティ”は、レコーディングが行われた“FREEDOM STUDIO INFINITY“にも由来しており、ミュージックビデオ撮影も前述の最強メンバーと同スタジオで行われた。映像は演奏シーンのみで構成されたシンプルなもの。このメンバーでのライブへの期待感に胸が高鳴るところだ。

そして、アルバム『日記を燃やして』の特設サイトもオープンした。同サイトにはリリース情報に加え、参加ミュージシャンからのコメントや、本作について語られた橋本のインタビューが掲載されている。インタビューの続きは、ROCKET-EXPRESSにて数量限定販売の豪華盤に付属する『ぷらいば誌3』で読むことが可能だ(※『ぷらいば誌』とはデモ音源CDシリーズに付属していた橋本の日記収録の冊子)。『ぷらいば誌3』にはインタビュー完全版と、これまでに収録された日記から抜粋･修正したものに加え、アルバム制作に向けて綴られた日記も新たに収録。豪華盤は“特製橋本ボックス”に、通常盤CDと『ぷらいば誌3』「日記を燃やしてTシャツ」「チュンチュンルーペ」が収められ、“特製日記帳風呂敷”に包まれて届けられる。

なお、ROCKET-EXPRESSでは本作のオリジナルグッズの販売もスタート。『日記を燃やして(DJ橋本のおしゃべり付き)』カセットテープは、CDと同じ全10曲が曲順違いで収録されるほか、楽曲の前後には橋本のトークも収録されたラジオ番組風音源となる。

そして、ソロ活動開始後、通信販売のみで販売されたグッズ付きデモ音源CDシリーズ『Demo Series Vol.1』と『Demo Series Vol.2』に収録された計4曲が、本日10月17日(日)より配信スタート。両タイトルとも即日完売したために現在では入手困難。待望の配信リリースとなる。

以下に、アルバム『日記を燃やして』に関する橋本絵莉子のコメントをお届けしたい。

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「アルバムができました。嬉しいです。
　『日記を燃やして』というタイトルには、「身の回りにあるものを燃料にして」という意味があります。日常を燃料にして、作りました。
　私ひとりの名前のアルバムですが、せーので演奏する喜びや、ひとりでは気づけない発見、作品として仕上げていく過程の楽しさ、やっぱりバンドは、音楽は、いいなと思いました。
　楽しんで聴いてもらえたら、本望です」──橋本絵莉子

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