ドリーム・シアターのジェイムズ・ラブリエ、アイアン・メイデン加入の誘いを即却下
Photo: Rayon Richards
ドリーム・シアターのジェイムズ・ラブリエ(Vo)は、ブルース・ディッキンソンが1993年にアイアン・メイデンを去ったとき、彼らのマネージャーからアイアン・メイデンのシンガーにならないか誘われたという。
ラブリエは『The Metal Voice』のインタビューで、アイアン・メイデンのオーディションの話が上がったことはあるかと問われると、こう答えた。「ああ、確かにあったよ。当時、俺らはアイアン・メイデンのマネージメントとの契約を検討していた。それで、(アイアン・メイデンのマネージャー)ロッド・スモールウッドとダーツで遊んでいたときだ。脇に呼ばれ、“どう思う?”って話をされたんだ」
「奇妙な状況だった。ドリーム・シアターはすでに(セカンド・アルバム)『Images And Words』をレコーディングしてて、俺ら、マネージメント会社を探していたんだ。ツアーをやろうと思ってたんだよ。ドリーム・シアターの他のメンバーもその場にいて、ダーツやってる中、彼から脇に呼ばれて、“提案したいことがある”って言われたんだ。“アイアン・メイデンのシンガーになるっていうのはどうだろう?”ってさ。俺は、“なんだって? 何の話だ? 俺は混乱してる。ドリーム・シアターのマネージメントをするために、ここに来てくれたんじゃないのか? それとも俺を誘うために……?”って答えたよ」
ラブリエは即断ったという。「とにかく、“ない、それはない。やらない理由を挙げるよ”って言ったんだ。“なんだ?”って訊かれたから、“理由その一、ドリーム・シアター。終わり”って答えた」
ドリーム・シアターは2002年秋にロンドンやパリで開いた公演でアイアン・メイデンのアルバム『The Number Of The Beast』を全曲プレイするほど、彼らをリスペクトしているが、ラブリエは「いくら素晴らしいバンドでも、俺は毎晩メイデンは歌えない。ブルースは偉大なシンガーだ。無理だと思った」という。
アイアン・メイデンはディッキンソン脱退後、ブレイズ・ベイリーを新ヴォーカリストに迎えた。ディッキンソンは6年後の1999年にバンドに復帰している。
Ako Suzuki
ドリーム・シアターのジェイムズ・ラブリエ(Vo)は、ブルース・ディッキンソンが1993年にアイアン・メイデンを去ったとき、彼らのマネージャーからアイアン・メイデンのシンガーにならないか誘われたという。
ラブリエは『The Metal Voice』のインタビューで、アイアン・メイデンのオーディションの話が上がったことはあるかと問われると、こう答えた。「ああ、確かにあったよ。当時、俺らはアイアン・メイデンのマネージメントとの契約を検討していた。それで、(アイアン・メイデンのマネージャー)ロッド・スモールウッドとダーツで遊んでいたときだ。脇に呼ばれ、“どう思う?”って話をされたんだ」
「奇妙な状況だった。ドリーム・シアターはすでに(セカンド・アルバム)『Images And Words』をレコーディングしてて、俺ら、マネージメント会社を探していたんだ。ツアーをやろうと思ってたんだよ。ドリーム・シアターの他のメンバーもその場にいて、ダーツやってる中、彼から脇に呼ばれて、“提案したいことがある”って言われたんだ。“アイアン・メイデンのシンガーになるっていうのはどうだろう?”ってさ。俺は、“なんだって? 何の話だ? 俺は混乱してる。ドリーム・シアターのマネージメントをするために、ここに来てくれたんじゃないのか? それとも俺を誘うために……?”って答えたよ」
ラブリエは即断ったという。「とにかく、“ない、それはない。やらない理由を挙げるよ”って言ったんだ。“なんだ?”って訊かれたから、“理由その一、ドリーム・シアター。終わり”って答えた」
ドリーム・シアターは2002年秋にロンドンやパリで開いた公演でアイアン・メイデンのアルバム『The Number Of The Beast』を全曲プレイするほど、彼らをリスペクトしているが、ラブリエは「いくら素晴らしいバンドでも、俺は毎晩メイデンは歌えない。ブルースは偉大なシンガーだ。無理だと思った」という。
アイアン・メイデンはディッキンソン脱退後、ブレイズ・ベイリーを新ヴォーカリストに迎えた。ディッキンソンは6年後の1999年にバンドに復帰している。
Ako Suzuki
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