【レポート・インタビュー】BUZZ-ER.、『Lantana』の“七変化”を生み出した新天地での挑戦

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2021年10月16日に渋谷club asiaで開催されたBUZZ-ER.の<『Lantana』リリースパーティーPart2~Life is da show~>の第2部に潜入。オープニング映像と華やかなSE、メンバーの煽りで冒頭から観客の心を焚きつけると、今年4月にリリースされた「RUN」でライヴがスタートした。「HELLO」など人気のキラーチューンを、バラエティに富んだラインナップで畳みかける。

◆ライブ写真

7人のテンポのいい掛け合いのMCの後は、『Lantana』から「Life is da show」を初披露。R&Bやファンクなどブラックミュージックを取り入れた楽曲に合わせて、同曲の作詞担当・CHIBAをセンターにしてジャズダンスの要素やショーのようなフォーメーションが繰り広げられる。これまでのBUZZ-ER.にはないタイプのアーバンなムードで会場が華やいだ。続いては先行配信されたばかりの「B LIKE U」へ。小気味よいビート感に、メンバーたちのアダルティな面と少年性が躍動する。最新型のBUZZ-ER.を堂々と見せつけるセクションだった。




2度目のMCで、CHIBAは「Life is da show」について“人生いいことばっかりじゃないよね。山あり谷ありだから気楽にいきましょうという気持ちを歌詞にした”、“今までやってこなかった曲調だけど、挑戦という意味で作った曲”と語り、SHUNも“ディズニーやミュージカルみたいな雰囲気がある曲だよね”と続ける。7人はリリースパーティーPart3で初披露する「Say-hey-key」にも触れ、“YUYAがめっちゃ褒めてくれた曲”、“ハイスピードの曲で、ライヴ感がすごくてみんなで一緒に盛り上がれる”と観客の期待を煽った。





終盤は「ブザービーター」などメジャーデビュー以降の楽曲を中心に披露し、ラストは先行配信曲の「Feel Good」。クールなヴォーカルとトラック、タップダンスを取り入れた振り付けで惹き付け、約1時間のステージを締めくくった。

披露した12曲中7曲が最新アルバム『Lantana』の収録曲。7大都市ツアー前に、新しい姿へと羽化する寸前の貴重な7人の姿を観ることができた。長尺のワンマンではさらに多彩な表情で、人間くさくも艶やかな七変化を見せてくれるだろう。

取材・文◎沖さやこ
撮影◎TOYO


◆『Lantana』インタビュー(1)へ
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