ビーチ・ハウス、初の完全セルフプロデュース作で全4章から成る大作『Once Twice Melody』リリース

ツイート

『Once Twice Melody』はビーチ・ハウス、8枚目のアルバムだ。

◆ビーチ・ハウス 関連動画&画像


全4章で構成され、18曲が収録される本作。ドラムのない曲、アコースティック・ギターを中心とした曲、ギターが使用されていないほぼエレクトロニックな曲、彷徨う反復的なメロディ、ストリング・セクションを中心に構築された曲など、ここでは様々な種類のスタイルとソング・ストラクチャーを聴くことができる。また、リスナーが以前のビーチ・ハウスのレコードに関連付けることができるドラムマシン、オルガン、キーボード、トーンの大部分は、多くの楽曲に存在し続けている。

ビーチ・ハウスはリード・シンガー兼マルチインストゥルメンタリストのヴィクトリア・レグランと、ギタリスト兼マルチインストゥルメンタリストのアレックス・スカリーによるバンドで、彼らはすべての曲を一緒に書くが、『Once Twice Melody』は、バンドによって完全にプロデュースされた最初のアルバムとなる。生のドラムはジェイムス・バロン(2018年のアルバム『7』と同様)によるもので、ミネソタのスタジオ“Pachyderm”と、ロサンゼルスのスタジオ“United”でレコーディング。また、初めて生のストリングも使用され、そのアレンジはデヴィッド・キャンベルが手掛けた。

アルバムの曲作りとレコーディングは2018年に始まり、2021年7月に終了。10年ほど前の曲も存在するが、大半はこの間に書かれた。レコーディングのほとんどはボルチモアのスタジオ“Apple Orchard”でおこなわれたようだ。ミックスは主にアラン・モウルダーがおこなったが、幾つかのトラックはシーザー・エドモンズ、トレヴァー・スペンサー、デイヴ・フリードマンが手掛けた。


『Once Twice Melody』

2022年2月18日(金)
未定[2CD] 定価:未定
ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ

■収録曲目:
[Disc 1]
(Chapter 1)
1. Once Twice Melody
2. Superstar
3. Pink Funeral
4. Through Me
(Chapter 2)
5. Runaway
6. ESP
7. New Romance
8. Over and Over
[Disc 2]
(Chapter 3)
9. Sunset
10. Only You Know
11. Another Go Around
12. Masquerade
13. Illusion of Forever
(Chapter 4)
14. Finale
15. The Bells
16. Hurts to Love
17. Many Nights
18. Modern Love Stories

◆ビーチ・ハウス オフィシャルサイト
この記事をツイート

この記事の関連情報