【ライブレポート】Organic Call、「このバンドを死ぬまでやり続けたいと思います」

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Organic Callが東名阪リリースツアー<Reunion Tour 2021>ファイナル公演を、11月24日(水)に東京・渋谷TSUTAYA O-WESTにて行った。

◆ライブ画像

このツアーは11月3日に発売となった3rdシングル「Hello, Good-bye」のリリースを記念して実施されたもので、11月11日(木)名古屋APOLLO BASE公演を皮切りに、翌日は大阪 心斎橋BRONZE公演、
そして今回レポートするファイナル東京TSUTAYA O-WEST公演はOrganic Call自主企画初の規模の大舞台にてチケットソールドアウトの中、開催された。

今回のツアーは各会場とも、Organic Callがこれまでのキャリアの中で出逢い共に活動を経てきた戦友とも呼べるバンド達との対バン形式で行われ、この日はammo、Hakubi、アメノイロ。の3組のゲストが迎えられていた。

トップバッターを務めたammoは、「今日のライブの方針は俺らに任せてくれるってことだと思います。ライブで愛を返していきます」と言葉を残し、愛のあるステージを披露。続いて登場したHakubiも光と音の幻想的な雰囲気に包まれる中「今日この日は2021年止まらず動き続けてきたバンドが集まる日。バンドを信じてくれたあなたがいるからです」とファンへの愛を最大限に伝える。

そして3組目となるアメノイロ。はその甘い歌声とサウンドで会場を柔らかなムードに染めていくと、「オガコ(Organic Callの呼称)おかえりなさい。去年広島から上京してきて初めてできた友達がオガコです。オガコにとってもあなたにとってもいい1日になればいいなと思います」と言葉を残し、演奏途中にはOrganic Callの楽曲「朝焼けに染まった街へ」の1節を寺見幸輝(Vo,G)がカバーするなどのサプライズも送られた。


そんな愛にあふれた戦友3組により温められ、バトンはOrganic Callへと繋がれる。会場BGMが落ちSEが流れると、大きなステージでも変わらないライブハウスという空間を大切にしてきた彼ららしく、ドラムを囲いお互いの拳を突き合わせ円陣が組まれる。「もらったバトンをさらに上の上まで」という平田真也(Vo,G)の言葉とともに徐々に大きくなるサウンドが、会場のボルテージも一気に高めていく。

最初の1曲「茜色、空に灯す」が始まるとすぐ会場の拳が一斉にステージに向けられる。声が出せないという状況の中でも、ひしひしとファンの熱量と期待が会場内に広がっていた。

続けて披露されたのは先日ミュージックビデオも公開された最新曲「Hello My Friend」。遠く離れた“友”への唄として書き上げられたこの曲では、メンバー全員で歌い上げるコーラスワークが会場全体に綺麗に響き渡る。懐かしい思い出をフラッシュバックしながら、「あの日見た希望の船を忘れずにいよう」という歌詞が、今見ている今日のこの光景を忘れられないものにしてくれるという感覚にさえさせる。


これから「Hello My Friend」を聴くたびに今日のことを思い出すのだろうと、早くもこの会場にいる幸せを誰もが感じていただろう。そんなことを考えているうちに、タイトルコールと共に「眠れない夜には」が披露されていく。ここまで3曲を披露し終え、会場内は一度暗転、MCが始まる。

まずは3rdシングルのリリース、今回のツアーに関しての感謝を伝えると、「仲間がたくさんいるな。愛すべき場所が物がたくさんあるな。そんな幸せを忘れないように刻むために」という平田の言葉を合図に「彗星のよう」が始まる。「幸せの形は決められてはいないから 探し歩き 踠き苦しんで生きていくんだ」という歌詞に、結成5年を迎えようとするOrganic Callのこれまでの苦悩やこれからも変わらない人生観が込められているように感じ、涙をこらえたのはきっと私だけではないはずだ。


楽曲が終わると人ごみの街中をイメージしたようなSEが流れ出す。まるで映画のような情景だ。SEが鳴りやむ頃、5曲目「春は巡る」がスタート。優しく寄り添うようなサウンドと併せて幻想的な照明がメンバーを照らし続ける。音が鳴りやむとここで2度目のMCに突入。改めて仲間やライブハウスやロックバンドについて平田が大切にしてきた思いを熱く投げかけていく。ぐさぐさと心の奥の方を突き刺すような嘘のない言葉の数々に息を呑む。

「あんたに一対一で伝えたいって思います。Organic Callってバンドを死ぬまでやり続けたいと思います。歩みを止めない」という固く揺るがない決意と共に「朝焼けに染まった街へ」がスタート。繰り返される「共に連れていく」という言葉にはあまりにも説得力があり、頼もしい。これだからオガコを止められない。


そこから「海が見える街」へと続いていき、最後のMCに突入。「バンドが好きだどうしようもなく好きだ」というまっすぐな思いを伝え、「最後まで信じてみたいと思うんすよ。音楽の力信じたやつしか見れない景色を俺は見てみたい。歌い続けます。戦い続けるよ」と言い放ち、2022年2月27日に渋谷WWWで2マンライブを開催することを発表。

遠回りでも一歩ずつ一歩ずつ確実にステップアップしてきたOrganic Callだからこそ、今回の発表に感動したファンもきっと多いだろう。Organic Callの勢いは止まらない。このままどこまでも駆け抜けてくれることを確信させてくれる。


そしてライブは終盤。「Good-bye」を披露。この時間が終わってしまうのが惜しく思っていると、「まだ終われない。ラスト1曲! アンコールもやんねえぞ!」と「愛おしき日々たちへ」がストロボ照明に照らされ勢い衰えることなくかき鳴らされる。言葉の通りアンコールはなく、渋谷WWWの2マンライブへの期待を膨らませるかのような形でライブは終演。Organic Callを信じてきて良かったと、これからもどこまでも付いていきたいと感じる素敵な夜となった。

取材・文◎代田恒輝
撮影◎飯島春子


セットリスト

01.茜色、空に灯す
02.Hello My Friend
03.眠れない夜には
04.彗星のよう
05.春は巡る
06.朝焼けに染まった街へ
07.海が見える街
08.Good-bye
09.愛おしき日々たちへ

<Organic Call 5th Anniversary 2MAN Event 「日常を抜けてシネマの中へ」>

2022年2月27日(日)渋谷WWW
チケット:オールスタンディング 3,500円(税込み)/当日券4,000円(税込み)+入場時ドリンク代別途
OPEN 18:00/ START 18:30
Organic Call / +1BAND(後日発表)

・オフィシャル先行 2021年11月24日(水)22:00~12月7日(火)23:59
https://eplus.jp/organiccall-hp/

・チケット一般発売日 2021年12月25日(土)10:00~

3rdシングル「Hello, Good-bye」

2021年11月3日 ON SALE
OGCA-0004/¥1,000(税込)
 
[会場盤]
1. Hello My Friend
2. Good-bye
3. 茜色、空に灯す(Live ver.)
 
[TOWER RECORDS限定盤]
1. Hello My Friend
2. Good-bye
3. Hello My Friend(Another ver.)

◆Organic Call オフィシャルサイト
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