ブリット・アワーズ、2022年“期待の星”賞の3候補発表

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▲ホリー・ハンバーストーン (Photo: LOUIS BROWNE)

英国の音楽賞<Brit Awards>が、この先の活躍が期待される新人へ贈られるライジング・スター・アワードの候補に挙がった3アーティストを発表した。2022年はブリー・ランウェイ、ローラ・ヤング、ホリー・ハンバーストーンと、3候補全てが女性シンガーだった。

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ロンドン生まれ、現在29歳のラッパー/シンガー・ソングライター、ブリー・ランウェイは、以前から注目されており、すでに、今年6月にアメリカで開催された<BETアワーズ>で最優秀ニュー・インターナショナル・アクトを受賞。14歳のとき、彼女が通っていた中学校を訪問した当時のアメリカのファーストレディ、ミシェル・オバマ氏の前で歌い、「やり続けなさい」と励まされた言葉に従い、音楽への道を進み続けてきたという。


同じくロンドン出身のローラ・ヤングは、小学生の頃から数々の歌唱コンテストに出演、優勝してきたパワフルな歌声の持ち主で、今年は、アデルやコールドプレイの作品で知られるプロデューサー、ポール・エプワースと共作したほか、英国で毎年注目されているJohn Lewis(百貨店)のクリスマスCMのシンガーに抜擢され話題となった。


現在21歳のホリー・ハンバーストーンは、2019年、新たな才能を紹介するスロットでグラストンベリー・フェスティバルに出演。以来、注目を集め、今年初め発表された注目の新人リスト<BBC Sound Of 2021>でパ・サリュに次ぎ2位に選出された。ダミアン・ライス、フィービー・ブリジャーズ、ベン・ハワードらの影響を受けたという彼女の音楽、歌声はビリー・アイリッシュと比べられることも多い。




ライジング・スター(旧クリティックス・チョイス)アワードには、これまでアデル、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、サム・スミス、ラグンボーン・マン、エリー・ゴールディング、ジョルジャ・スミス、セレステ、グリフらが選ばれてきた。

2022年の受賞者は、12月10日に発表される。

Ako Suzuki
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