ヒーラーガールズ、2ndライブ開催「レベルアップした私たちを見せられたんじゃないかな」

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若手女性声優の礒部花凜・熊田茜音・堀内まり菜・吉武千颯ら4名によるコーラスユニット“ヒーラーガールズ”が、12 月 5 日(日)に東京・浜離宮朝日ホールにて<Healer Girls 2nd Live “Feel You, Heal You”>を開催した。

◆ライブ写真(12枚)

グランドピアノによるイントロからバンドの音が重なっていく伴奏が鳴り響く。ヒーラ ーガールズの4人が大きな拍手に迎えられて登場すると、彼女たちの唯一のオリジナルナンバー「Feel You, Heal You ~sêrênité~」からライブはスタートした。ひとりひと り心を込めたソロパートを繋いでいきながら、3人がコーラスで曲に奥行きと温かさを加え支えていく。そんな彼女たちの魅力を詰め込んだ1曲を歌い終わると、アニソン史に残る名曲、メロキュアの「Agapē」を披露。印象的なサビを4人のハモリで力強く、そして美しく表現していく。ピアノ、アコースティックギター、パーカッションという編成のバンドの演奏も、4人の歌声と一体となって曲を盛り上げていた。


観客からの大きな拍手を受けての最初の MC では、ひとりずつ自己紹介をしていく。ここでは、この日を迎えられた感謝の気持ちを伝えていったのだが、1stライブが新型コロナウィルスの影響で無観客での配信ライブになったこともあって、 目の前にファンがいてくれることの喜びは言葉では言い表せないものがあったのだと思う。それが彼女たちの笑顔によく表れていた。


続いては観客と盛り上がれるブロックへ。いわゆる電波ソングと言われる「もってけ!セーラーふく」をコーラスアレンジにするのは新しいし面白い。ラップ部分はバックで3人がスキャットをして厚みを持たせ、サビでは緑のペンライトを振りながら観客と一緒に盛り上がっていた。続いてSHAM SHADE の 「1/3 の純情な感情」(テレビアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』エンディングテーマ)を披露。4人のボーカルからは熱さがしっかりと伝わってきたし、サビでのハモリも圧巻だった。

そこから時代が一気に今に移り、YOASOBI の「怪物」(テレビアニメ『BEASTARS』第2期オープニングテーマ)へ。時代による音楽の変化も感じながら、この曲ではクラップを促したり、ソ ロパートでそれぞれが情熱的に歌っていたのが印象的だった。「怪物」はYouTubeチャンネルで展開されている、LantisレーベルとBS11「Anison Days」の連動企画『Anison Days× Healer Girls』にもアップされていない楽曲で、今回が初披露。難易度の高い曲をカッコよく、そしてワイルドにパフォーマンスしていた。


みんなで盛り上がったあとは、椅子を用意して季節のバラードコーナーへ。ZONE「secret base 〜君がくれたもの〜」を温かな光に包まれながら歌う。情感たっぷりに歌って、夏の花火が見えるかのよう。続いて 「優しい忘却」ではピアノ弾き語りで曲の優しさに身を委ねるように声を重ねていく。透明感のある歌声に包まれた会場は、まさに癒やしの空間だった。

そして冬のアニソンと言えば、μ'sの「Snow halation」。AメロとBメロをしっとりと歌い、雪がしんしん と降る景色をイメージさせると、サビで一気に開け、アップテンポになる。ペンライトも大半はユニットカラーである緑を振っていたが、白からオレンジのものを用意して楽しむ人もいた。


MCではテレビアニメ『ヒーラー・ガール』が2022年の春に放送予定になったことと、4人がメインキャラクターの声優とヒーラーガールズとして主題歌を担当することが発表された。そのオープニング映像もライブ後に公開された。さらに2022年3月6日には朗読劇イベント<Healing Theater>を開催。こちらはアニメを楽しむための朗読劇だ。


ライブの後半は、メンバーそれぞれをフィーチャーしたメドレーコーナーから。堀内まり菜が芯のある力強い歌声で「残酷な天使のテーゼ」を歌い、礒部花凜が強く真っ直ぐ伸 びやかな歌声で「コネクト」を、吉武千颯が息多めのボーカルで「会いたいよ」を届ける。


最後に熊田茜音が感情を込めながらも突き抜けた歌声で「君の知らない物語」を熱唱。1人がメインボーカルを担当し、3人がそれを支えるという構成は初めてだったが、それぞれのボーカルの特徴が出ていて面白かった。


そして、軽快なイントロが響くと、曲目を察したファンがクラップをして盛り上がった 「シュガーソングとビターステップ」。サビで4人が左へ右へステップを踏み片足を上げるのは『血界戦線』のエンディングアニメーションへのリスペクトを感じるし、バンドとのグルーヴィーなパフォーマンスも素晴らしかった。


ライブ本編、最後の2曲はテレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』からの楽曲。劇中歌の「God knows...」は、ヒーラーガールズが最初にカヴァーした曲。ロックな原曲から雰囲気をガラッと変え、ジャジーなアレンジで、跳ねたリズムが心地良い。ラストはエンディングテーマの「ハレ晴レユカイ」。吉武、礒部、熊田、堀内とソロを繋いでいき、サビの終わりには4人でダンスをしながら歌う。大きな夢をこれから叶えていこうとしている彼女たちにピッタリの曲で、歌い終わると会場からは大きな大きな拍手が贈られた。


アンコールで、飛び切りの笑顔で登場した4人。「眠るものたちへ」を楽しそうに歌うと、4人からこの日のライブの感想とファンへのメッセージが届けられる。礒部が「レベルアップした私たちを見せられたんじゃないかな」と言っていたが、ぐんぐんと成長し、音楽で癒やしや幸せを届けるユニットになってきている。

これからも歌で、さらに多くの人を癒やしていくことができる......そんな確信を持てるステージだった。そしてアンコールラストは「DREAM SOLISTER」。夢へ向かって羽ばたく彼女たちにぴったりの曲であり、音楽で幸せを届けられる曲を笑顔いっぱいで歌い、ライブを締めくくった。

なお、今回のライブの模様は、12月12日(日)23時59分までアーカイブが視聴可能となっている。

文◎塚越淳一
写真◎江藤はんな



セットリスト

1.Feel You, Heal You ~sêrênité~
2.Agapē
3.もってけ!セーラーふく
4.1/3の純情な感情
5.怪物
6.secret base 〜君がくれたもの〜
7.優しい忘却
8.Snow halation
9〜12(medley)
残酷な天使のテーゼ(Main Vo:堀内まり菜) コネクト(Main Vo:礒部花凜) 会いたいよ(Main Vo:吉武千颯) 君の知らない物語(Main Vo:熊田茜音)
13.シュガーソングとビターステップ
14.God knows...
15.ハレ晴レユカイ
En1.眠るものたちへ
En2.DREAM SOLISTER

アーカイブ配信情報

【配信サイト】Streaming+
【配信視聴チケット料金】配信視聴チケット 3,000 円(税込)
【販売期間】〜2021年12月12日(日)21:00
【アーカイブ配信終了日時】〜2021年12月12日(日)23:59 【受付 URL】https://eplus.jp/healergirls_ol/

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