ウィーン少年合唱団、“世界の名曲集”を収録したニューAL『Together』を本日デジタル・リリース

ポスト

ウィーン少年合唱団が本日2021年12月10日(金)、新作『Together』をデジタル・リリースした。

◆ウィーン少年合唱団 関連動画&画像

コロナ禍でのパンデミックにより、合唱団として歌うことが難しい状況が続くなか制作された今作は、連帯感を求める気持ちに寄り添う19曲が選曲されている。



「ドナ・ドナ」「ウェラーマン」「家と母を夢見て/旅愁/送別」「荒城の月」など日本でも良く知られる曲がラインナップされており、「荒城の月」「旅愁」は日本語で歌唱されている。合唱団の芸術監督で団長であるゲラルト・ヴィルトは「これらの曲にはそれぞれに素晴らしいストーリーがあります。全員がレコーディングに参加しましたが、このようなレパートリーを再び歌えることを、誰もが心から喜んでいます。そして、これらを作品を聴いてくださる皆様と共有できることを願っています」とコメント。

「ドナ・ドナ」「長い道(悲しき天使)」「ニスカ・バニャ」「ウスクダラ」の4曲で合唱団と共演したヤーノシュカ・アンサンブルのメンバー、フランティシェク・ヤーノシュカは「素晴らしいコラボレーションができました。才能ある若い歌手たちとの共演は刺激的でした。私達は即興で演奏するので、テイクごとに演奏方法が異なりますが、少年たちは私達のヤーノシュカ・スタイルに合わせてくれました。要するに、最高のレベルの優れた音楽であり、私達にとってはさらなる欲求を掻き立てるものでした」と語っている。

なお、アルバムから「デイダー・ライト(バナナ・ボート・ソング)」、「ウェラーマン」のMVが公開になっている。


『Together』

2021年12月10日(金)
配信はこちら: https://classic.lnk.to/VBC_togetherPR

■収録曲
01 デイダー・ライト(バナナ・ボート・ソング)(ジャマイカの労働歌)
02 ラ・パロマ(セバスティアン・デ・イラディエル)
03 ドナ・ドナ(ハーゲイル・ヴァージョン)(ショロム・セクンダ、他)
04 クワイア(ゲラルト・ヴィルト、ティナ・ブレックウォルト)
05 しばし楽の音に(劇音楽《オイディプス》から)(ヘンリー・パーセル、ジョン・ドライデン)
06 ミュージック・ダウン・イン・マイ・ソウル(黒人霊歌)
07 ヴェム・カン・セグラ・フォルタン・ヴィンド(誰が風なしで航海できるだろう)(オーランド諸島民謡)
08 長い道(悲しき天使)(ボリス・フォーミン、コンスタンティン・ポドレフスキー)
09 おお、楽しいこだま(オルランド・ディ・ラッソ)
10 希望(《3つの聖歌》から)(ジョアキーノ・ロッシーニ、イポリット・ルーカス)
11 ニスカ・バニャ(セルビア民謡)
12 セシヴマ・シギヤ(歌い、喜ぶ)(南アフリカ/コーサ族の歌)
13 家と母を夢見て / 旅愁 / 送別(ジョン・ポンド・オードウェイ、犬童球渓、李叔同)
14 荒城の月(瀧廉太郎、土井晩翠)
15 ラグパティ・ラーガヴ・ラジャ・ラム(インドのバジャン(献身歌)。ヴィシュヌ・ディガムバル・パルスカル、マハトマ・ガンディー)
16 マン・クント・モーラー(われを師と仰ぐものは)(アミール・ホスロー)
17 ウスクダラ(ヌリ・ハリル・ポイラズ、ムザファー・サリソゼン)
18 オン・ザ・ロード・アゲイン(ウィリー・ネルソン)
19 ウェラーマン(ニュージーランド捕鯨船のシーシャンティ)

◆ウィーン少年合唱団 オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報