C&K、全国ホールツアー閉幕。横浜アリーナ公演の開催を発表

C&Kのライブツアー＜日本全国CK地元化計画 地元です。地元じゃなくても、地元ですツアー2021 劇団ひとりぼっち～僕は独りじゃない～ 改＞が12月14日（火）、東京・東京ドームシティホールで最終日を迎えた。同公演のオフィシャルレポートをお届けする。

◆C&K画像

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2020年より延期となった全国ホールツアーを、2021年5月より、＜日本全国CK地元化計画 地元です。地元じゃなくても、地元ですツアー2021 劇団ひとりぼっち～僕は独りじゃない～ 改＞とタイトルを改め、追加公演含め全27公演を開催。そのツアーファイナルが、12月14日（火）東京ドームシティホールで行われた。同会場での公演は、2018年10月8日に、CLIEVYが自身の不注意により両足の踵骨を骨折する怪我を負った時以来となった。

演奏曲は12月15日（水）リリースのニューアルバム『CK TOKEN』の収録曲をはじめ全27曲、約3時間、彼らの最大の魅力であるエンターテイメント性溢れるライブパフォーマンスを余すことなく、この2021年の終わりにしるしたライブとなった。

そして、これまで“無謀な挑戦状”として次なる目標を掲げてきた彼らが、2022年11月20日（日）に横浜アリーナ公演を行うことを発表。2018年11月20日の同会場のライブは、前述のCLIEVYの骨折により車椅子に乗っての出演となったが、以来4年ぶり、完全体で同会場へのライブへ挑むことを発表した。

今ツアーに掲げたテーマは、人は“ひとりだけどひとりじゃない”というメッセージを、人間の身体の臓器も、それぞれが働き、連動することによって、身体が正常に、健康に動くということに置き換えたエンターテイメントを繰り広げている。

オープニングは、前回の同会場で骨折をした会場内の場所より、KEENの誘導でCLIEVYが担架に乗ってステージへ登場。ステージへ上がると、ニューアルバム『CK TOKEN』の1曲目でもあるソウルフルなナンバー「C&K XIII」よりスタート。スタートから一気に会場の熱をあげた。前半の「MATSURI」では女子6人組ガールズ・ブラスグループのMOSが登場。バンドにブラス、サックスが加わり豪華な演奏を披露。今ツアーのテーマソングともいえよう人間の臓器をテーマにした楽曲「KARADANONAKADAKARADA」では、臓器の被り物をしたC&Kとダンサーのオールキャストでのダンスで圧巻。

その後、一転して、インディー時代の名曲「ダイヤモンド」、バラードの代表曲「Y」を圧倒的な歌唱力で歌い上げた。そして、ライブ活動を続ける中、いつかみんなでまた一緒に歌を歌える時を願って、今年10月にリリースした「うたをうたお」を披露し、会場一体がその想いに包まれた。




中盤となりアップテンポの代表曲「ドラマ」では、ジャンルは異なれどC&Kがリスペクトする俳優・山根和馬が登場。2018年11月20日に行われた10周年を記念したライブ＜超無謀な挑戦状〜10周年だョ！全員集合〜in 横浜アリーナ＞の再現かと思うべき演出で会場を沸かせ、その後、山根和馬の属する悪役俳優ユニット「純悪」メンバーの阿部亮平を呼び込み、「精鋭」をC&Kと純悪で披露。

音楽ジャンルに縛られることなく、様々なタイプの楽曲を繰り広げる中、ライブでの代表曲「愛を浴びて、僕がいる」では再び、MOSのメンバーが登場。ステージ、客席の境目なく会場中が一体となった。

途中、CLIEVYは「1年間ツアーが延期になってしまいましたが、このツアーは、いろんな人の協力があって、無事ここに辿り着くことができました。でも、やっぱり最初は不安だったりしました。僕たちのようにステージで音楽をやったり、ダンスをやったりする人には、いろんな葛藤があったと思うけど、こうやってみなさんが集まってくれていることに感謝しています。ありがとうございました！」とステージで語った。




そして、終盤では、ステージにペンギンのマスクを被った6人が登場。マスクを取ると、C&Kとインディー時代からの盟友、s**t kingzが姿を現し、C&Kがs**t kingzに楽曲提供した「FFP feat. C&K」を披露。このステージで初となった6人でのパフォーマンスに会場は更に熱狂。

続く、「にわとりのうた」では、CLIEVYが、前回の骨折のリベンジとも言えよう、ステージ上に舞い上がりながら歌う演出を披露。そこから一転して、ラストソングの1曲前では、「あの日のスウィートメロディ」を、レゲエバージョンのアレンジで、ライブ感溢れる即興の歌詞と歌声で魅了した。ラストではこの日の出演者がオールラインナップし、ダンスと歌を、彼らならではのフリースタイルで披露。会場のオーディエンス、そしてこのツアーへ参加してくれた全ての人たちに、改めて感謝の気持ちを伝え、その幕を閉じた。

来年、15年目に突入するC&Kの2022年の活動に更なる期待が高まる。

撮影◎鳥居洋介/Yosuke Torii

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■＜日本全国CK地元化計画 地元です。地元じゃなくても、地元ですツアー2021 劇団ひとりぼっち～僕は独りじゃない～ 改＞2021年12月14日（火）＠東京・東京ドームシティホール セットリスト
1. C&K XIII
2. to di Bone
3. ジャパンパン〜日本全国地元化計画〜
4. MATSURI
5. パーティ☆キング
6. KARADANONAKADAKARADA
7. 梅雨明け宣言
8. ダイヤモンド
9. Y
10. AND MORE...
11. キミノ言葉デ
12. 誘惑
13. ※がある
14. In the Mood
15. APAP
16. 幸せのディスタンス
17. うたをうたお
18. ドラマ
19. 踊LOCCA～around the world 新たなる冒険～
20. 精鋭
21. 愛を浴びて、僕がいる
22. FFP feat. C&K (s**t kingz 提供曲)
23. にわとりのうた
24. 入浴
25. 終わりなき輪舞曲
26. あの日のスウィートメロディ
27. （フリースタイル）〜　帰れ